老老譲り合い

沖縄の行き帰り、羽田空港のホテルに投宿した。

普段、電車はあまり使わないが、

始発駅なのでゆっくり座れると思い、

夕飯をとりに東京都心へ出かけた。

 

京浜急行線は、連結部分にシルバーシート5席が向かい合っていて合計10席。

空港第三ターミナルから多くの乗客が乗り込み大混雑。

スーツケースを持っている人が多いから尚更だ。

 

一度目は、お年寄りに、

二度目は子連れの妊婦さんに席を譲った。

始発から乗って座ったものの、直ぐに立つことに。

私も65才過ぎだからシルバーの一員であるが、

私より弱い立場の乗客がいれば譲らないわけにはいかない。

他のシルバーシートの乗客は、全員、私よりはるかに若いが、

皆知らんぷり。2席を荷物で占有している女性も。

日本によくある風景である。

 

東京は人が多い

買い物をしに東京駅大丸へ、

有楽町のビッグカメラへ、

銀座の無印へ

友人に会いに、恵比寿アトレへ。

 

いやいや、人が多い。

真っ直ぐになんか歩けず、

常に先を読んで、右へ左へと動かなければならない。

若いうちは当たり前の光景であったが、

歳を取ってくると、なかなか厳しいものがある。

「人は全てを得ることはできない」の典型である。

 

空港 自動ゲート

マレーシア、日本共に自動ゲート利用。

待ち時間なしは有難い。

出入国印は、日本入国時のみ。

自動ゲートを出たところのカウンターで受印する。

免税で買い物をするためだけに必要だ。

 

パスポートの入出国印のページが足りなくならずに助かる。

昨年からパスポートの増補が廃止されたが、時代の流れであろう。