(日本一時帰国中の為、書き溜めた原稿をアップしています)

 

何となく、これ位かな

とは想像しているが、怖くて明瞭にできていない。

計算が面倒だ・・・という要素もあるが、それは主要因ではない。

 

先日、たまたま過去のデータを見ていたら、

現在取引しているシンガポールの証券会社に関わるデータを見てしまった。

日本からマレーシアへ移住するに当たり、

日本の証券会社の口座を解約し、シンガポールのそれへ送金した。

日本の非居住者になると、日本の証券口座を維持できないからだ。

 

送金時のレートを見て、おっ魂消た。

1$=81円

今は、1$=158円だ。

 

もし日本の居住者になり、生活費としてドルから円転したら、

ほぼ半分は為替差益だ。

仮に、証券会社の資金を一気に円転したら、

為替差益は、円転額の50%。

最高税率55%で課税されることになる。

 

海外で骨を埋めるつもりだったので、

為替差益課税は殆ど考えていなかった。

しかし、近い将来、日本へ帰ることを計画し出したら、

この課税問題を考えずにはいられない。

 

不動産でも購入しない限り、一気に円転することは無いが、

この為替差益課税の事を考えると、悩みが深くなってしまう。

夜も眠れない。

 

為替差益って、不労所得だから、

税金が掛かってもいいじゃないか・・・ともいえる。

ただ、私は既にジジイで、金融所得しかない無職人である。

税金が掛かる、掛からないは、天と地の差だ。

 

日本の居住者になり、日本で生活するだけで、

毎年、為替差益に係る所得税を何百万円も払うとなると、

日本での生活は、ハッピーと言えるのだろうか。

 

いろいろ考えている事はあるが、

それらが、税務上、通るか否かは難しい所だ。

税法って、法律ではあるが、

「税務調査を受けてみないと、どうなるか分からない」

という曖昧さを多く包含する。

特に、海外絡みは。

 

厄介だな、悩ましいな、ストレスになるな・・・