(日本一時帰国中の為、書き溜めた原稿をアップしています)

 

「通訳を連れて、かつ、本店からモンキアラ支店へ出張するから」

に押し切られて、支店にて説明を聞くことに。

プレミアエリートの説明に加え、

金融商品を勧められるのは間違いあるまいと踏んでいた。

私の場合、リスクのある取引は、シンガポールで行っており、

マレーシアでは、ほぼ定期預金運用一本である。

だから、わざわざ来てもらっても、彼等の成果にはなるまい、

だから、直接会うことを渋っていた。

 

結果から言うと、

・プレミアエリートのサービスを受けるため、

 何とかというカード(クレジット機能付き)を作った(無料)

・通常の定期預金金利に、一律0.4%を上乗せしてもらった。

・インド国債ファンドを購入した。

 

定期預金金利の上乗せ、0.4%は有難い。

プレミアエリートの制度ができる以前から、

ネゴすれば、多少の金利上乗せはあったのかもしれない。

ただ、今回の上乗せは、プレミアエリートに招待されて判明したのであり、

今日の面談は、無駄ではなかった。

更に、今後、新規作成・更新する定期預金についても、

金利の上乗せを継続すると明言した。

 

ちなみに、金利の上乗せを実行できるのは、

US$とMRの2通貨のみとの事。

半年定期、1年定期共に+0.4%。

他の期間のものについては、聞かなかった。

多少金利低下している今、年5.3%で運用できるのは有難い。

利子課税は無いから、5.3%は手取りだ。

 

インド国債ファンド

インド市場には、なかなかアクセスできない。

この2週間ほど、インド国債へのアクセス方法を探っていたが、

断念した丁度のタイミングだった。

 

投資信託というものは、過去1度だけ購入したことがある。

信託報酬は所有期間にわたって取られるし、

募集手数料もとられる。

こんなものは要らない・・・と避け続けて来た。

 

だがしかし、「インド国債はやっぱり買えねえや」

と諦めた瞬間に、「インドの国債はどう考えていますか」

といわれるという、絶妙なタイミング。

定期預金の上乗せ金利もゲットしたこともあり、

少し、お付き合いすることにした。

多少なりとも営業に協力すれば、何かの折に帰って来よう。

募集(購入)手数料は、50%引きにしてもらった。

(この手の手数料って、ある程度、担当者の裁量があるのだな)

 

想定利回りは年7.2%。

インド国債そのもののクーポンは、年7%台なので、

まあこんなものだろう。

とはいえ、このファンドの組み入れ対象は、国債だけではない。

インド国債の組入れは70%程度で、インドの銀行に10%、

残り20%は、その他の株式と社債のようだ。

本来なら、インド国債100%のものが欲しかったが、

扱っていなかった。

 

昨年後半に、アメリカの株式の殆どを売却してしまった結果、

インド、インドネシア、メキシコ

この3か国の保有割合が突出してしまったな。

 

・インドは、ETF、今回の国債ファンドの他、

リライアンスやICICI銀行等の個別株

・インドネシアは、ETFの他、

 バンクセントラルアジアやアストラインタナショナル等の個別株

・メキシコは、ETFのみ

 

2030年までに、日本は、GDPで、インドとインドネシアに抜かれよう。

もう少し先まで行けば、メキシコにも抜かれるはず。

34年振りの高値(?)で浮かれている日本の事なぞ、考える余地なし。

日本は今後、どこまで落ちるのだろう。

失われた30年は、

失われた40年、失われた50年・・・と言い伝えられることになろう。