タイ滞在1か月間を終え、KLに帰還。

冷蔵庫がカラなので、最初の仕事は、食料の買い出しだ。

パーキングに行き、ドアロックを解除しようとしたが無反応。

あらら、バッテリーが死んでいる。

 

ハイブリットカーは、バッテリーを2つ積んでおり、

小さい方が、エンジンの起動などに使われるらしい。

こいつが、死に易いそうだ。

 

早速、コンドの管理室から、起動用バッテリーを借りて来て、

エンジンの始動をしなければならない。

メカに弱いので、そのバッテリーの他、人間も借りて来なければならない。

幸い、バッテリー事故やタイヤのパンク等にも対応してくれるコンドなので、

有難いことこの上ない。

管理事務所の人の手によるジャンプスタート、簡単に完了、

念のため、1時間、目的地もなしにKL市内をドライブ。

明日、エンジンが掛かればよいな。

 

ここ数か月考えていたことだが、

4月のロードタックスや自動車保険の更新を前に、

車の売却・廃車をすることにした。

 

ゴルフや乗馬はやらなくなり、別宅の有るJBにも行くことは無くなった。

そうなると、行先は、病院・スーパー・SCしかない。

これだけだと、年間の走行距離は、1,000キロ前後だ。

 

これらの行き先でさえ、Grabを利用すれば、

片道数百円の範囲である。

スーパーは、まとめ買いを止め、都度買いにすれば、徒歩で十分。

 

バンコクとの料金比較であるが、

KLのGrab料金は、バンコクの40%~60%に留まる。

バンコクが高いのか、KLが安いのか、分からないが・・

それに、KLの方がGrab車の量が多いことは間違いない。

直ぐに車が捕まる。

 

東京都心では、自家用車を持つには及ばない。

タクシー利用が非常に便利だから。

KL中心部は、Grabの圧倒的な普及で、東京都心と同等の印象だ。

だから、自家用車が無くても、ほぼ不便はないと思う。

 

10数年前、KLに越して来た時は大変だったな。

Grabは当然なし。

街にはタクシーが無数に走ってはいたが、

今のバンコクと同じで、料金はボラれるのが当たり前。

車はボロだし、マナーも悪い。

数年前にタクシーが駆逐されてしまったKL。

今後タクシーに乗ることは物理的にあり得ないが、

隔世の感これあり。

 

車両売却に伴い、

4月に支払うべきロードタックスや自動車保険料で、

今後1年間のGrab料金を賄えてしまえるだろう。

 

何せ、10年間の走行距離が、たったの24,000キロ。

立派なSuper(market) Carである。