31日目で、タイでの滞在を終えた。

 

空港送迎は、いつものタイランド・エリートによる無料送迎。

送迎車は、私のコンドに、出発1時間前に到着している。

これはいつもの事で、信頼感が厚い。

 

空港までは、昼時、通常30分で着くが、

この日は、空港に近づけば近づくほど渋滞しており、50分を要した。

チェックインカウンターは待ち人居らず、即終了。

ここまでは良かったが、

荷物検査に15分、パスポート・コントロールで30分待ち。

タイランド・エリートによる空港エスコートのお陰で、

ファストレーンを通っているにも拘らずこの混雑。

パスポート・コントロールが、旧態依然で、

電子化されていないことによる弊害だろうな。

 

ファストレーンでここまで時間を要するなら、

ファストレーンを通る意味合いは薄れる。

何のためのファストレーンなのか。

 

ラウンジも激込み。

ラウンジ入り口での受付に5分待ち。

食事スペースは満席。

仕方なく、喫茶スペースで時間潰し。

空港への道やパスポート・コントロールに時間をとられたおかげで、

ラウンジをゆっくり使う余裕がなかったことは、不幸中の幸いか?

 

マレーシアでの入国。

今年に入り、新たな事前電子入国データ制度の創設で混乱していたのか、

こちらも激込み。

ビジネス・ファーストクラスレーンも30名程度の行列。

MM2H等の長期ビザ専用レーンも同様の行列。

いつもであれば、2~3名しか並んでいないはずなんだが・・・

 

この渋滞を見て、自動ゲートの利用申請をすべきと咄嗟に判断、

申請登録の窓口へ並ぶ。

こちらは45分待ち。

でも、今回登録をしてしまえば、入国・出国共に、

自動ゲートを使えるようになる(入国でも使えるのは素晴らしい)

そうなれば、待ち時間なしだ。

 

外国人の自動ゲート利用の制度は、数年前から実施されているが、

ビジネス・ファーストレーンやMM2Hレーンが空いているため、

必要性を全く感じて来なかった。

故に、これまで自動ゲートを使う事は考えなかった。

だが、コロナが明けて、渋滞が激しくなった今は、

自動ゲート利用は必須のようだ。

 

マレーシアでの入国・出国は、今後は待ち時間なし。

それに引きかえ、IT化の遅れているタイ・バンコクは、

観光客が増えるに従い、渋滞による待ち時間は増える一方だと思う。

今後、悪化の一途を辿るだろう。

観光立国を目指すなら、観光客の空港滞留時間を短くすることが肝心と思うが、

どうも、そのような気配はなさそうだな。

 

追伸1

スワンナプーム空港では、外国人の出国時に限り、

2023年12月15日から、自動化ゲートを使えるようになっているようだ。

ただ、ネット検索を掛けても、「自動化ゲートを使って超便利になった」

という記事に辿り着けなかった。どうなっているのかな。

 

追伸2

マレーシアの出・入国に際し、

自動化ゲート利用により、スタンプ不要になったことから、

パスポートの査証欄不足による期限前更新は避けられそうだ。

10年パスポートを入手しても、スタンプを押すところが無く、

結局5年しか使えないという理不尽なことは無くなりそう。