海へ行こう。ということで和歌山市のYazu邸を目指し愛車マインドマイド号を走らせる予定であったが、お盆渋滞に巻き込まれ、クルマは走るというよりは歩くというカタチ。


海沿いの国道をレゲェミュージックを鳴らしたクルマを歩かせる。冬にもレゲェを聴け!とラスタマンのおっさんはそういうてたけれど、やはり夏のほうがレゲェを聴く機会が多くなる。全開の窓からは潮の香り。レゲェには海がよく似合う。


やっと辿り着いたYazu邸。ちょうど同じタイミングで和歌山は紀の川からやってきたナベ家のみなさんも到着。


太陽が狂暴さを控えてくれるまでYazu邸で待機。ワシはYazu邸の庭に出て、夏の野菜や夏の花を観察しながら少量のショウリョウバッタを捕獲する。さっと炒めて皆でいただく。子供たちは食べない。


ソーメンや桃なんかもいただき、いざ海へ。すぐ近所の磯ノ浦海水浴場、通称いそこへ。大阪付近では珍しい自然の砂浜の海岸。関西初心者サーファーの聖地であるいそこ。波のほとんどない本日も多くのサーフボードが海にプカプカ浮かんでる。その向こう側には住友金属の大きな工場が建ち並び、紅白の煙突から煙がもくもくと溢れている。


遠浅の海でちょっと水遊びしていたのだが、いつのまにか貝の採取を始めるワシら。小さなワタリガニもいくつか捕まえる。浜に群生するオカヒジキの新芽をポリポリとかじる。よい時刻になったので、近くの港へ移動して釣りを開始。女子供もいてるのでサビキ。ちいさなイサキがたくさん釣れる。たまにちいさなタイやイワシやアジ。


日も暮れたのでYazu邸へ帰って採ってきた貝や魚やカニを調理。貝とカニ、ガシラやシマダイなんかの魚は赤だしの味噌汁に。畑で採れたネギと三つ葉を散らす。同じく畑で採れたナスを素揚げにして、イサキやイワシは唐揚げに。


毎日、自然の恵みをいただいてるわりには、そのことをつい忘れがちになってしまう現代社会では、野菜を育ててみたり、食べられる動植物を採取したりすることは人間の野生をいくらかでも取り戻し、自然に謙虚さを持ち、まわりにやさしくなれる。つまり自由に近づくひとつの方法。


自分たちで採ってきた夕飯は、遊び疲れた体に染み込むように美味い。心からのいただきます、と心からのごちそうさま。が言えたような気がするのだが、食べ物を口にする際には常にそう心がけなければならぬはずである。


たとえジャンクフードと呼ばれる食い物でもその元にも先にも多くの命があるのやからね。



誰がタコやねんロックンロールショー

昼間に食べたショウリョウバッタのオリーブオイル炒め。シンプルな塩味がバッタの旨味をひきたてる。



誰がタコやねんロックンロールショー
味噌汁の出汁はいそこで採取した貝とカニ。非常に濃厚な出汁がでて美味い。岸和田のおっさん風にいえば「ええだしでちゃあっと」


誰がタコやねんロックンロールショー

釣ってきた魚たち。たくさん釣れたように思うけれど、ワシの子供の頃なら子供ひとりでこの倍の量を半分の時間で釣ることができたように思う。とにかく魚が激減しているように体感するが。。



誰がタコやねんロックンロールショー
体調を崩して家で留守番していたsasaが揚げてくれた。感想いうのも野暮な気もするが、あえていいましょう。すごく美味かったです。ごちそうさまでした。sasaもすぐに元気になることでしょう。