3人が帰ってて行きました。 | はな&ゆう の時代

はな&ゆう の時代

私たち夫婦と、はな と ゆう 二匹の猫との出会いから現在までを綴っています

テレビのニュースでは1日中台風7号の大雨のニュースをやっていますが、こちらはそんな気配は全くないまま1日が過ぎました。

 

今日午後6時30分、はな、ゆう、たまちゃん の3人は、豊丘へ帰って行きました。

 

この3日間は、本当に はな ゆう が居るような思いで過ごしました。

そうでなくても、二人が亡くなって2年以上が過ぎた今も、我が家の生活の中に、はな、ゆう が居ないということの実感がないまま暮らしていますが、この3日間は、姿は見えませんが、声も聞こえませんが、触れることも出来ませんが、たまチャンも含め3人は確かにこの家に居ました。

 

 

 

 

昨日は半分諦めていた、居間から見る中央アルプスの山々ですが、ナント、今日の午前中、多少雲はかかっていましたが見えました。はな、ゆう が毎日眺めて暮らした景色です。

慌てて、3人の写真を窓辺に移しました。

 

 

 

以前も書いたことがありますが、妻は時々、はな、ゆう の夢を見るらしいのですが、私は1度も見たことがありません・・・と思っていました。ところが、今朝、妻に

「お父さん、夕べ、はな の夢を見た?」

と聞かれたのです。そんな記憶はないので

「いや、見てないけど、どうして?」

と言うと、寝言で

「はな、はな」

と言っていたというのです。

 

 

それなら はな の夢を見ていたのでしょう。そう言われると、なんとなく、そんな夢を見た気がしないでもありません。ですから、今までも、二人の夢は見ていたのかもしれません。

あるいは、二人が帰って来ていたから、そんな夢を見たのかもしれません。

 

 

 

その3人は、今日夕方、またこの家から居なくなりました。

13日には、嬉しい思い、楽しい思い、待ち遠しい思いで焚いた迎え火でしたが、わずか3日後の今日は、悲しい思い、寂しい思い、名残惜しい思いで焚く送り火です。

 

 

 

送り火を焚き終わると同時に、不思議なことに、本当に「あぁ、居なくなったな」という気がしました。