Looking Back , Moving Forward -25ページ目

Looking Back , Moving Forward

前に進むために振り返ります。冷静に情熱的に。日常のこと、旅行記、競馬、映画、ドラマ、レビューなど欲張って書いてます。

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RUSH BALL、15周年ということで2days開催2日目に参戦。

ラシュボというと、他の夏フェスに比べてロック色が強いからか毎年チケットはソールドアウトしない。
そんな中2days大丈夫?と思っていたけれど、サカナクション効果が働いたのか、はたまた広告を増やしたのか通り券と2日目はソールドアウト。

しばらくRUSH BALLから遠ざかっていたけれど、今回高校の友人からのお誘いで見事ラッシュボーラーになることができた。声かけてくれてありがとー!

台風で開催が危ぶまれたが、何とか泉大津は幕を開けた。


■avengers in sci-fi (メインステージ)11:00~

ゆるーく観た。ベテランの風格漂い、安定している。
音源を聞いているポップス要素強いと思いきや、生で聴くとサイケな音も交えて前衛的。
ライブハウスで聴くともっと映えるんだろうなー。


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腹が減っては戦はできぬ。
とんこつラーメン風の焼きそば(?)なるものを食す。フェス飯はうまい。



■THE ORAL CIGARETTES (サブステージ)11:35~

雨が降ってきた。大雨が降ってきた。
雨の中のフェスといえば、“伝説”という言葉が頭に浮かぶ。
無理やりテンション上げようとするも、途中から笑えない雨になってきた(笑)
身体の体温が奪われ、このままではヤバい。そう感じ、止むなく近くの仮設テントへ避難。

お目当ての「逆恨み小僧」はテントの中から聞くことになった。遠目ながらカッコ良かった。
しばらくすると足下が池になっていた。靴が完全に水で隠れていた。
この短時間で少し斜面のくぼみになっている場所に一気に水がたまっていた。

人生で初めて“雨で殺される”と感じた約1時間だった。
ORAL CIGARETTESを十分に楽しむ余裕はまるでなかった・・・。


■9mm Parabellum Bullete (メインステージ)13:00~

ようやく雨が上がった頃、一緒に参戦していた友達の友達とその彼氏と偶然会った。
僕は初対面だったが、すぐに打ち解け仲良くなれた。

9mmを遠目に珍しく物販に並ぶ。今年のRUSH BALLのオフィシャルグッズは非常にオシャレだったのだ。
長時間並んだのにほぼソールドアウトしていて何も買えなかった。
仕方ないのかもしれないが、フェスのグッズ販売は工夫が要ると思う。

VampiregirlやBlack Market Bluesが流れてくるとすごく懐かしい気分になった。



■GOOD ON THE REEL(サブステージ)14:35~

事前に音源を聞いた時のファーストインプレッション
“RADWIMPSをさらに線を細くした感じ”

実際に目にした彼らはイメージに違わない佇まいだった。
しかし歌に入るとしっかりとした声量でグッドメロディを壮大に歌い上げる。

最後の曲「シャワー」が非常に印象的だった。
“赤と青をうまく回して 回して 回して”
というカラフルポップな歌詞にのって気付けば腕を大きく回していた僕でした。


■ACIDMAN (メインステージ)16:00~

RUSH BALL常連のACIDMAN、自ら7回目の出場(歴代3位)を述べた上で、
“中堅なんて呼ばれたくないし、ましてやベテランでもない”と熱い想いを宣言した大木さん。

初期の名曲で始まったセットリストはまるでACIDMANの軌跡を辿るようなものだった。
造花が笑う、FREE STAR、どれも大好きな曲たち。
アルケミストで雰囲気を一変させ、ライブでは絶対的に聴きたいある証明が響き渡る。
そして何よりも素晴らしかったのが新世界。往年の名曲も良かったが、新しいこの曲がこれほどに素晴らしいのは大木さんの宣言通り、ACIDMANはまだまだこれからなんだと思わせてくれる。

ここは泉大津ですが、きっとサハラ砂漠の風が吹き届く。
その言葉通り、世界観が広がった夕暮れ時の泉大津に爽やかな風が横切った。

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■LOSTAGE (サブステージ)16:35~

渋いロックを奏でるいぶし銀バンド。
ルックスもメロディもあまりに地味すぎて少々夏フェスにはそぐわない気がしなくもない(笑)
ただ、このラインナップの中でUKで売り出すなら?と聞かれれば一番先にLOSTAGEを挙げたい。
浮かれずに淡々とロックを演った男気を称えたい。


■グッドモーニングアメリカ (サブステージ)17:35~


ラッシュボールにちなんでドラゴンボールの孫悟空の格好で登場するたなしん(Ba)。
いつもながら大いに会場を沸かしてくれた(笑)
キャッチアンドリリース~空ばかり見ていたでボルテージは最高潮。
空ばかり見ていたは本当に気合が入る良い曲だ。
続きも見たかったが、テナーを見るために移動開始。


■ストレイテナー (メインステージ)16:00~

RUSH BALLといえばまず思い浮かぶのはストレイテナーである。
“2年前にトリをとらせてもらって、去年も出たかったけど1回安めと言われて(笑)”
そんなMCを少しだけはさむも後はひたすら音で勝負。

ROCKSTEADY~DISCOGRAPHYで始まり、この時点でお腹いっぱい。
かなり前の方まで攻めていたのは泥が飛び交う飛び交う(笑)

SIX DAY WONDERでしっとり、新曲のシンデレラソングはその甘い曲名に反してエッジの効いたパンキッシュな曲。From Noon Till Dawnで更に盛り上げ、RUSH BALLと言えばこの曲!BERSERKER TUNE!

ラストはMelodic Stormで豪華に締めくくってくれた。神セトリの贅沢なテナータイムだった。

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■BIGMAMA (メインステージ)19:00~

泉大津はすっかり夜。
BIGMAMAの雄大さ溢れる曲たちにやられる。バイオリンの音がまたこの時間帯にドンピシャ。
ストレイテナーとサカナクションという尊敬する2つのバンドに挟まれて嬉しいと本音が漏れるMC。
激しいはずのサークルモッシュも泥でよくわからなくなって何だかピースフルだ。
最も感動的なパフォーマンス、BIGMAMAありがとう。
初期の曲が聞ければもっと嬉しかったです(笑)


■サカナクション (メインステージ)18:00~

名実ともにフェスのトリの貫禄が出てきたサカナクション。
パフォーマンスはもちろん、照明効果なども完全にサカナ色。
あれ?サカナクションのワンマン?笑
と錯覚してしまうほどサカナクションムード一色に染まった。

予定通り、三日月サンセットや夜の東側などの大好きな曲は聴くことはできず、最近の曲中心のセットリストだったが、それでも大満足なフィナーレでした。

花火がド派手に上がり、ああ今年も夏が終わったなーと感じる。


大雨で大変な夏フェスだったけれど、多分その雨のおかげで素敵な方々との出会いもあり、素敵な音楽に包まれながら楽しい楽しい一日となりました。感謝!!

大人もたまには泥んこ遊びしないとだめですね!\(^o^)/


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-セットリスト-

■THE ORAL CIGARETTES

M1. mist...
M2. N.I.R.A.
M3. 机上の空論に意味を為す
M4. 逆恨み小僧
M5. 大魔王参上
M6. Mr. ファントム


■GOOD ON THE REEL (サブステージ)

M1. 夕映
M2. いらない
M3. 素晴らしき今日の始まり
M4. シャワー


■ACIDMAN (メインステージ)

M1. 飛光
M2. 造花が笑う
M3. FREE STAR
M4. アルケミスト
M5. ある証明
M6. 新世界


■LOSTAGE(サブステージ)

M1. ひとり
M2. 真夜中を
M3. BLUE
M4. 楽園
M5. GOOD LUCK


■グッドモーニングアメリカ (サブステージ)

M1. キャッチアンドリリース
M2. 空ばかり見ていた
M3. 餞の詩
M4. 未来へのスパイラル


■ストレイテナー (メインステージ)

M1. ROCKSTEADY
M2. DISCOGRAPHY
M3. SIX DAY WONDER
M4. シンデレラソング
M5. From Noon Till Dawn
M6. BERSERKER TUNE
M7. Melodic Storm


■BIGMAMA (メインステージ)

M1. Mr. & Mrs. Balloon
M2. 荒狂曲"シンセカイ"
M3. alongside
M4. 秘密
M5. 君想う、故に我在り
M6. until the blouse is buttoned up


■サカナクション (メインステージ)

M1. ミュージック
M2. アイデンティティ
M3. ルーキー
M4. 僕と花
M5. 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』2013 VERSION
M6. ネイティブダンサー
M7. 夜の踊り子

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随分とアップが遅くなったフェスレポでした。
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あれよあれよという間にカレンダーがめくられていく。

旧暦で11月は霜月。

まだ霜を目にするほどではないが、きっとバタバタした朝を過ごしている間に降りた霜が蒸発しているのだろう。
そんな何とも言えない季節感を味わいながら、時計も自分も年末へ向かっていく。


年末年始独特の高揚した雰囲気は嫌いではないが、とにかく寒いのは苦手だ。

僕の周りではなぜか夏より冬の方が好きという人が多いが、さっぱり理解できない。

冬になると、毛布にくるまって何もしない時間が圧倒的に増える。あれが無駄に思えて仕方ない。

何もせずにボーっとする時間は貴重だが、できることなら窓を開けて爽やかな音楽を流してそうしたい。

いっそ年末年始は海外の暖かいリゾート地で過ごそうかと思ったが、既に時遅し。
世間の皆さんは旅行の計画が早くて驚く。
(6月ぐらいから予約埋まっているものもあるとか)

年末年始を海外で過ごそうかと思っていると同僚に告げると、

“芸能人ですか?”

と言われて少し赤面してしまった。笑


仕事も落ち着いたことだし、ゆっくりと、しかし少し足早に2013年の残りを楽しみたい。


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夜と霧 新版/みすず書房
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「夜と霧」

アウシュヴィッツ収容所での体験を精神科医で心理学者の著者ヴィクトール・フランクルが綴った本。
高校生の頃、世界史の先生に教えてもらってから約8年の年月を経てようやく読むことができた。

“歴史に残る名著”

本書はよくそのように評される。

が、それはあまりに綺麗すぎる表現だなと思ったのが読後率直の感想です。

目を背けたくなるような現実、一見非人間的なようで実に人間的な感情・・・

ここにはそのようなことがありのまま、そして学術的な分析に基づいて書かれている。

までに人間が極限状態においてどのような行動をとり、どのような思考を巡らせるのか。

体験記という薄っぺらいものでもなく、心理学の本というにはあまりに短絡的すぎる。

ギリギリの体験を最大限に昇華させた素晴らしい一冊。


印象に残った記述を紹介します。

どうこう言うよりはこの文章を噛みしめて打ちたい。

「経験など語りたくない。収容所にいた人には説明するまでもないし、収容所にいたことのない人には、わかってもらえるように話すなど、とうてい無理だからだ。わたしたちがどんな気持ちでいたのかも、今どんな気持ちでいるのかも」

「被収容者は、生きしのぐこと以外をとてつもない贅沢とするしかなかった。あらゆる精神的な問題は影をひそめ、あらゆる高次の関心は引っ込んだ。文化の冬眠が収容所を支配した。」

「それはなにも強制収容所にはかぎらない。人間はどこにいても運命と対峙させられ、ただもう苦しいという状況から精神的ななにかをなしとげるかどうか、という決断を迫られるのだ。」

「講演のテーマは、なんと、強制収容所の心理学。今わたしをこれほど苦しめうちひしいでいるすべては客観化され、学問という一段高いところから観察され、描写される・・・このトリックのおかげで、わたしはこの状況に、現在とその苦しみにどこか超然としていられ、それらをまるでもう過去のもののように見なすことができ、わたしをわたしの苦しみともども、わたし自身がおこなう興味深い心理学研究の対象とすることができるのだ。」


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キレイ事??

そんなことはないと思う。


金や物質的なものが充実しなければ、内面が充実しない説。

これは否定はしないけど、そうじゃない人もたくさんいる。


僕はお金も物質的なものも大切だと思っていて、

あくまでそれを大前提として、極論どちらをとるかと言われれば、

内面の充実の果実をとりたいと思うのです。


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ポール・マッカートニーが11年ぶりに来日するというニュースを聞いた時は随分と驚いた。

71歳という年齢を考えると、おそらく来日はこれが最後。
(人の死から逆算するようなことはあまりしたくないけれど)

僕に音楽の素晴らしさと偉大さを教えてくれたビートルズ、ポール・マッカートニー。

一度はこの目で見たい。

16,500円というチケット代は僕が普段足を運ぶライブのそれとは一桁違う。
何なら夏フェスに2回行ける。

正直高いし、普通の手数料以外に特別販売利用料750円とか意味不明なものにも納得いかない。

でもやっぱり見たい。ここで見ておかないと後悔する気がしたのです。

戦いは難航を極めました。


最速先行→落選

1次先行→落選

2次先行→落選

一般発売→落選(電話繋がらず・・・)


買うつもりはなかったけど、ヤフオクを見ると価格急騰。

そこには憎きダフ屋のニヤついた顔がたくさん垣間見えることができた。

諦めかけた時、目に飛び込んできたのは大阪追加公演の知らせ。

な、なんと!

これもダメ元で先行に応募したところ、見事当選!!

嗚呼、小学生の頃からのビートルズ愛がここにきて通じたのでしょう。

本当に嬉しい!!


11月11日、ポールに会ってきます。


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