Looking Back , Moving Forward -19ページ目

Looking Back , Moving Forward

前に進むために振り返ります。冷静に情熱的に。日常のこと、旅行記、競馬、映画、ドラマ、レビューなど欲張って書いてます。

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近所(広義的な意味で)に大人気のうどん屋がある。
食べログはなかなかお目にかかれない4点台。
京都のうどん部門1位、全国まで広げても4位。(いつの情報かは不明)

近場の人気店というのは自分に限らず、“気にはなっていたけど行ったことはない”というのが定番である。

“いつでも行けるから”という先延ばし思考

“近所で並ぶのはバカらしい(それなら家でゆっくりしたい)”という最もらしい理由

そんなとこでしょうか?


今回は偶然というか巡り合わせというか、そんな感じで行くことができた。

11時に到着するも既に70人ぐらいの行列。
回転は早いだろうとタカをくくったが、結局2時間待つことになった。笑

食事のために2時間も待つなんてひょっとすると人生初かもしれぬ。
まぁしかし待ちながら話すのも悪くないし、温かいお茶を配ってくれるし、日差しが強くなってくれば日傘まで貸しに回ってくれるお店の気配りもあってそこまで長くは感じなかったのが不思議。

土ゴボウ天うどん(@840円)

温かいうどんは店の本気を試すことができる。
「普通に美味しい」のテリトリーが実に広いからだ。

期待通り、今まで食べたうどん(あくまで温かいうどんに限って)の中で一番うまかった。
麺も讃岐うどんとはまた違うモチモチ感がある。
ダシもありそうでない味。基本のベースはしっかりしていながらも個性がある。
量もたっぷり。

名物の土ゴボウは別盛で提供される。
これまたすごい量。添えられているカレーパウダーと実に合う。
テーブルにある塩や山椒とも相性抜群。

食後に一口杏仁豆腐もオマケで付けてくれる。(これは常時サービスなのかは不明)

他にも色々メニューがあってまた行きたいなと思うものの、また2時間並ぶのかーと冷静に考えると憂鬱になる。しかし2時間並んでも食べる価値はあると公言できることだけは間違いない。

ちなみに回転が恐ろしく遅かったのは、次の4点が要因。

1.量がかなり多く、特に女性にとっては食べるのに時間がかかる
2.麺一本が長く、麺切りハサミを使って食べる必要がある(メニューによりけり)
3.店自体が非常に狭い(カウンター10席+テーブル2席ぐらい)
4.せっかく長時間並んだのだからゆっくり食べたいという人間心理(後続の行列を考えると僕にはまったく理解できませんが・・・)


※お店の人によると、開店の少し前に並ぶとそんなに待たずに入れるそうです。


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 少し前の話題にはなるが、月刊洋楽雑誌「クロスビート」が今年9月発売の号での休刊が決まった。月刊誌としての役目を終え、今後はムック本のような形で不定期に発行されるようだ。最近では距離が開いてしまっていたものの、青春の思い出に穴をあけられたような、そんな喪失感を覚えている。

 私がクロスビートと出会ったのは高校に入った頃だった。しっかりとした分厚い紙と明確に星印で新譜を評価しているところに信用と安心感をおき、ほぼ毎月のように購入していた。特に星が4つ以上つけられた新譜は“無条件で買い”でほぼ失敗はなかった。5つ星を目にした日にはどんな名盤なんだと胸を高ぶらせた。時に辛口コメントもあり、アーティストにも読者にも媚びない姿勢がかっこよかった。周囲に洋楽を聴く友人がほとんどいなかったため、音楽の対話のほとんどはクロスビートの紙面上で行っていた。大げさに聞こえるかもしれないが、一人の友人のような感覚すらあった。よく比較対象になるロッキンノンはおもしろい特集を組んでいる時と年間ベストを発表する号だけつまみ食いする、そんな調子のいいクロスビート派高校生だった。これは諸説あるが、よりコアな情報、よりインディーズな感じがロッキンノンよりクロスビートにはあった。



 それからしばらくは
LibertinesMando DiaoJETStrokesなどの登場に熱中し、実際に洋楽シーンは随分と盛り上がっていた。しかし一時を境に洋楽(新しく出るもの)に熱いものを感じなくなった。2006年ぐらいからだろうか?
いわゆる邦楽メロコアなるものに自分自身が熱を上げていたことも一因にはあるが、やはり洋楽ロックシーン全体に元気がなかった。「昔の音楽は良かった」などと早くもオヤジめいたことを言う大学生をやっていた。唯一
Arctic Monkeysの鮮烈なデビューには目をきらめかせたが、残念ながらそれに続くバンドは出てこなかった。必然的にクロスビートとの距離は遠のき、日に日に買うことの方が珍しくなり、しまいには高校生の頃あれほど楽しみにしていた年間ベストを発表する号さえ手にとることがなくなった。クロスビートに限らずだが、そこで賞賛されている音楽に魅力を感じなくなった。「なぜこれが年間ベストディスクに選ばれるんだ?まぁしかし他に何があるというわけもない…」そんな葛藤に苦しんでいた。同じく制作サイドも洋楽不毛の時期が長らく続くことに葛藤されていたことは容易に想像できる。NIRVANAをはじめ、The BeatlesOasisなどファンの母数が多いアーティストを特集した苦肉の号が目立ったのもここ数年の特徴に思えた。

 再会は突然に、そして残酷な形で訪れた。
2012年の暮れ頃から洋楽シーンは徐々に活気を取り戻していった。Jake Buggという驚異の新人の登場、Cloud Nothingsは米インディーロックにUK独特の渋みを加えた痺れる曲を発表した。2013年に入ってからもその勢いは止まらず、Arctic Monkeysの完璧な新譜、早くも届いたJake Bugg2nd、ジャンルにとらわれないDaft Punkの新譜、大ベテラン勢ではDavid BowiePaul MacCartnyの新譜は常に新しく斬新なものを探求する素晴らしいアルバムであった。Oasisのノエルが目をつけたことで一躍有名になったTemplesも素晴らしいインディーバンド。Drengeという2ピースバンドも非常にかっこいい。さて、久しぶりにクロスビートを手に取ってみるかと思った矢先に飛び込んできたのが“クロスビート休刊”の知らせだった。


 クロスビート休刊の真相はわからないが、おそらくは売上の低迷。まず間違いない。そもそも年々洋楽を聴く人が減少していく中、ロックに焦点を当てた音楽誌が売れることは想像すらしがたい。まして魅力的なバンドの登場がないまま数年の時が過ぎ、私のように離れていったクロスビートファンがいるのだから目も当てられない。
もう一つ、言うまでもなくネット社会が日進月歩で充実していることも少なからず起因している。洋楽ロックという限定的な情報を有料の音楽誌として扱うこと自体に魅力がなくなってきている。ネットに繋ぎ、バンド名を入力すれば欲しい情報は大抵手に入るし、
Youtubeで音源に触れることやライブ映像を見るのは限りなく我々の日常に組み込まれている。オマケにそこから同系列のバンドの音源に出会うことも容易になった。音楽誌を読み漁って本当に気に入るかわからないバンドに関する文章を読むより数倍迅速でわかりやすいのである。音楽誌が消えていくのは何ら不思議ではない。月刊クロスビートの最終号の表紙に書かれた文字は“ロックンロールに明日はあるのか?”であった。

 それほどに厳しい環境の中でもなお私は音楽誌の未来を応援したい。理論的に考えると音楽誌の存在意義は限りなくゼロに等しい。しかし音楽誌を読むあのワクワクはネットでは味わえない。言葉では説明できない魅力がある。


ようやく洋楽シーンが復活してきた年にクロスビートが休刊になってしまったことは非常に皮肉で残念なことであるが、今後は特集本としてその力を発揮してほしい。少し先延ばしされてしまったが、私とクロスビートの再会は来日公演にあわせて発売された
Paul MacCartneyの特集本ということにしたい。頻度はゆっくりになるが、今後も長いお付き合いをお願いしたいと思う。以上を全クロスビートに捧げる文章としたい。


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自分の口からはとてもじゃないが出せる言葉ではないけれど、

心のどこかでそんなことを思っていてもいいのかなと思うのです。


よく自分を愛せない人間に人を愛することは無理だ的なことをいいます。

それ自体はあまり腑に落ちたことはありません。
コンプレックスの塊のような人でも人を愛することはできると思っているので。

が、自分を愛せないということは結果的/間接的に自分と一緒に居てくれている人(家族・友人・恋人等)を卑下することになるとは思います。


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「ボルシチ風トマト煮&ジャガイモとほうれん草のバター炒め」

◯玉ねぎ&鶏肉を軽く炒めて水を投入して沸かす
◯ジャガイモ、キャベツを投入(ジャガイモは程よい加減で鍋から取り出す)
◯塩コショウ、チキンブイヨン、トマト缶等で味を整える
◯ひたすら煮込む

◯ジャガイモを細く切り、ほうれん草と一緒にバターで炒め、塩コショウで味を整える


冬っぽいメニュー仕立て。サングリアとも合う。
トマトベースにすると大抵美味しいので料理しない人にもぜひ試していただきたいメニュー。
ドロドロスープが嫌い&ジャガイモの形残しておきたい派なので、ジャガイモは途中で取り出すのがポイントです。

しかし我が家ではこれをボルシチと呼んだりポトフと呼んだりするのですが、一体何者なのかが定まらない。ちょこっと調べてはみたものの、やはりちゃんとした定義がよくわからない。
どなたか詳しい方教えていただけませんか?笑
(ボルシチは世界三大スープの一つなのにいかんせん情報が少ない気が・・・)

ジャガイモのバター炒めは小学校の給食で出てきてすごく美味しい記憶があったので作ってみた。
懐かしい味。ジャガイモとバターの組み合わせは鉄板。

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「柚子鍋」

◯柚子4つ使用(絞る用と煮込む用)
◯白菜、ゴボウ、ネギ、もやし、油揚げ、えのき、しいたけ、豚肉
◯昆布でダシをとり、塩、だし醤油、みりん、酒などで味を調整
◯ゴボウは敢えて皮を残すことでゴボウの美味しい味が出ます。これポイントです。
◯柚子は煮込みすぎると後半にかけて苦くなってきます。程よいところで取り出すのがベター。


仕事が忙しかった時、ストレス解消に野菜を切りまくりました(笑)
当然こんな量、家族4人では食べれるわけもなく、翌日は余った具材で嗚呼、一人鍋。

あくまで柚子が主役の鍋。柚子を全面に押し出しているので柚子が好きな人には堪らないですが、苦手な人は悲惨です。
柚子鍋ってありそうでないというか、それなりのお店に行けばあるけれど高いんです、とにかく。
お店で食べる上品さはなかなか出せないけど、家でもやってできないことはないと確信。


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