マレーシア・ペナン島の旅(その12)~バナナ騒動~ | Looking Back , Moving Forward

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1月1日(水) 「バナナ騒動」

3日目~⑤


photo:04

前の記事でも少し触れたバナナ騒動について書こうと思う。

あくまで番外編ではあるが、個人的にはすごく印象的で思い出深いワンシーンとなった。

事の発端は事前に行きたい店をピックアップしていた中に“バナナハウス”なるものがあったことだ。

事前情報では、“バナナのことばかり考えているイスラムギャルが営むバナナハウスなる店(バナナ料理のオンパレードな店)”があるとのことだった。
この紹介フレーズがすごくツボだった(笑)

さて、その付近に来たものの、どうも見当たらない。
これは現地人に聞くしかないと思い、「この近くにあるバナナハウスを知らないか?」とわりと紳士っぽいインド人に聞くと、「俺は知らない なぁ…ちょっと待ってくれ」と、近くにいた若い女性に聞いてくれたりしたが、やはりわからない。
そして気が付いた時には他に3人ぐらいのインド人が集まってきて、 「バナナハウス!」「バナナ!バナナ!」と大騒ぎ(笑)

ちなみにその時のワンシーンが冒頭の写真。画質粗いが、リュックを背負っているのがポン酢。
ここから更に1~2人増えた気が・・・w


こちらもここまでくると引けないので、拙い英語で必死にバナナハウスについて説明するも、知る人おらず。
周りから見ると、アイツどんだけバナナ好きやねんwwみたいになってしまった\(^o^)/

お礼だけ言って立ち去ったのだが、しばらくすると「ヘイ!バナナ!」と先ほどのインド人が追いかけてくるではないか(笑)
どうやらそれらしい店があるとのことだが、おそらくタクシーに乗せてバナナハウスではない、それっぽい店に連れて行かれる…のはずなで、まぁそれはそれで嬉しいけど、中途半端な店に連れて行かれても困るので断った。

この人たちが良い人なのか、適当な店に連れて行って案内料を取ろうとしたのか、それはわからない。
ただ、彼らの真剣にバナナハウスに関する情報を収集してくれた姿勢や勢いというのは、人間のピュアな部分を垣間見た気がして心が温まった。と、同時にすごく笑いが止まらない出来事だった。


…何というか、あの時のおもしろさと感動が伝えられず歯がゆいけれど、とにかく素敵な思い出として伝わりづらくても文章に残した次第。

ちなみに、あまりにバナナに思い入れが強くなり、帰りにりんくうタウンアウトレットで入ったこともないBanana Republicという店で服を買ったほど(笑)



追伸

もしこの旅行記を読んでいただいた方で、バナナハウスに関する情報をお持ちの方がいらっしゃればぜひ教えていただきたいです。(まだ言うかって感じですがw)


(つづく)

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