マレーシア・ペナン島の旅(その9)~念願のマンゴスチン~ | Looking Back , Moving Forward

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1月1日(水) 「念願のマンゴスチン」

3日目~②


photo:01


市内観光ツアーの帰り道、ガイドさんに「マンゴスチンが食べたい!」と必死に訴えた。
タイへ行った時にも食べたいと思いながら出会えなかったのでペナンでは是が非でも食べたかったのだ。

マンゴスチンが売っているローカルな市場を紹介してくれた。
本来はホテルまで送り届けてもらうのだが、無理言ってマンゴスチンスポットで降ろしてもらった。
観光客が来るという感じは全くなく、地元の人が通うような街中にポツリとある店だった。

露店のおっちゃんにマンゴスチンを4つばかしおくれと言うと、それは無理だ、これで1セットだと言われた。



う、これを2人ではきついな・・・ふっかけられているな。
そう悟ったが、ここの逃せば食べられないかもしれない。
そう高いものでもない。よし、即決!

10個でRM7(≒200円)

ちょっとしたテーブルとイスがあり、その場で食べられるようになっている。
店のおっちゃんに、ナイフを貸してくれないか?と頼んだら、これまた呆気なく断られた。
どうやらナイフは要らないらしい。

うーむ、困った。
この分厚い皮をどうやって?もしかして馬鹿にされてる?
懐疑心は増すばかりだ。

困惑した私たちの横に地元のお客さんが近寄ってきた。
するとマンゴスチンを一つもぎ取り、こうやるんだよ!と実際に割ってくれた。
これには感動した。もちろん優しさにも感動したが、この分厚い皮がこんなにも簡単に割れてしまうことにもだ驚いた。
お礼を言うと、嬉しそうに笑って帰っていった。

2分後には我々も見事マンゴスチン割りの達人になっていた。
文章で伝えることが非常に難しいのだが、敢えて表現するなら、“剥き割る”といったところか。

中からは大きく綺麗な実が姿を現す。
一口食べた時の感動たるや言葉にならない。
姿かたちや味はライチに近いのだが、味はライチより断然うまい。甘みたっぷりなのに上品な味もする。
気付くと既に残されたマンゴスチンは2個しかなかった。
帰り際、店のおっちゃんは“これで1セットだと言っていた意味がわかってくれた?”と言わんばかりに笑顔で見送ってくれた。

そこからホテルまでは少し歩き、ホテルのすぐ近くにあるGAMAスーパーマーケットというところで土産を買った。海外へ行って土産を買うならスーパーに行くべきである。


photo:02

ホテルに戻るとこんな貼紙が!
一瞬、果物の持ち込みが禁止されているのかと思いきや、ドリアンに限った話だった。
やはりドリアンは危険視されていた。タイで食べたドリアンアイスの味を口が思い出し、少し気分が悪くなった。何はともあれ、念願のマンゴスチンが嬉しかった。


(つづく)

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