ここ2週間、全国各地で大雪が猛威を奮っている。
それも週末を狙ったかのような固め打ち。
京都でもそれなりに降ったが、恐怖を感じるレベルではない。
それにある程度の雪に対する耐性はある。
耐性のない関東であれだけ降ると被害も甚大。
交通機関の遅れで済めばまだマシだと思わなければならない。
山梨は陸の孤島と化している。
交通網が遮断され、断水や停電している地域もあれば、家から出られない人、車中泊を強いられる人も少なくないそうだ。これは間違いなく、雪害と言えるレベルの自然災害。
そしてこの山梨の件ではネット上で大きな話題になっている。
なぜ大きく報道しない?という非難・批判の嵐。
確かに未だに入ってくる情報はネットを介するものばかりだ。
報道に関して素人であることを盾に恐れずに述べるならば、「報道できない」というのが実際のところではないのだろうか。何せ車が入っていけないのだから。一方的な非難はお門違いなところもある。
とは言うものの、報じる情報が都心部に関することに偏りすぎているのもまた事実だろう。
「報道が難しいこと」に対してどのように立ち向かうか、これからのマスコミ・報道の課題となった。
一方で、これらの情報がリアルタイム且つノンフィルタで入ってくるツイッターの力を改めて思い知らされた。
リツイートがリツイートを呼び、徐々に情報が入ってくる。
3.11震災の時も同じことを思ったが、報道が拾いきれないミクロな情報が積み重なり拡大していく。
仕組みは単純だがすごいことだ。
個人レベルの断片情報ではあるが、報道らしい報道ができていないリアルマスコミよりも十分有益。
ノンフィルタで飛び交う情報を取捨選択するのは確かに難しいが、とりあえずは信用ベースでいいと思う。
少なくとも取り越し苦労になる分は願ったり叶ったりと思っていいぐらい。一つのリツイートが何かのキッカケになるかもしれない。それでTLが埋まって迷惑だというフォロワーには去ってもらおうという西きょうじのつぶやきは多くの人に勇気を与えた。
未だ雪に苦しめられている方は少しでも知恵を絞って最善の策をとって下さい。諦めないで。きっと雪は溶けて道は開ける。
救援活動されている方には感謝と敬意をもってこの文章を激励に変えさせて下さい。
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