- 昨年観たミッドナイト・イン・パリは素晴らしかった。
今年観たローマでアモーレも負けず劣らず素晴らしい映画だった。
ともに監督はウディ・アレン。じゃあ過去作品も見るしかないということでガッツリ見ました、はい。
全体的な感想としては、新しい作品の方が良いと感じた。
つまり上記2作を超えるようなものはなかったわけで。
じゃあおもしろくないのかと言えばそれもちょっと違って。
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ウディ・アレンにしては珍しいサスペンス系。
と言っても、サスペンス要素は限定されており、基本的にラブコメ要素が強い。
抜けがない完成度の高い作品。
話だけ取り出せばなんてことのない男女の恋愛模様を描いた話なのだが、ウディ・アレンの手にかかるとどこかおもしろい変哲なものに変わってしまう。
男女共、登場人物が魅力的なのも今作の特徴か?(まぁ他の作品もなのだが・・・)
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とにあくアイ・ラブ・ユーと叫ぶ映画。笑
ミュージカル色が強いからだろうか、ウディ・アレン独特のがちゃがちゃうるさい言葉のやりとりと相乗効果をもって少し煩わしく感じた部分があった。
ただ、全体的にふわっとしてウディ・アレン節もあって楽しい作品だった。
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- ★★★☆
これまたちょっと緩い関係の恋愛模様を描く作品。
ウディ・アレン版の一夏の恋物語といったところか。
・・・
ヴィッキーとクリスティーナは親友同士。
ヴィッキーは慎重派で、堅実な彼と婚約中。一方のクリスティーナは恋愛体質な情熱家。
2人はアメリカを離れ、ひと 夏をバルセロナで過ごすことに。ある日、2人はセクシーな画家、ファン・アントニオと出会う。クリスティーナが一目で恋に落ちる一方で、ヴィッキーも少しずつ、戸惑いながらも彼に惹かれていく。ファン・アントニオの元カノであるマリア・エレーナも加わり、泥沼の展開へ・・・
・・・
タイトルにもなっている通り、色々あるけど、それでもやっぱり目の前にある愛に溺れたいという人間の本能のようなものを実直に描いている。そして舞台は情熱の国スペイン。
結局、最後に何か問題が解決されるわけではないのだが、どこか吹っ切れて一回りオトナになったヴィッキーとクリスティーナが清々しい。
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