3日目~①

この日は前日にジパングトラベルで申し込んだアユタヤツアーに参加する。
前の記事にも書いたが、カオサンを朝に出発して、遺跡群を周って夕方帰ってくるツアー。
英語が喋れるタイ人ガイドと昼ごはん付き、遺跡の入場料も全て込み込みで何と450バーツ!
日本円で1500円程度だ。今回の旅の中で一番安いと感じたのは他でもないこのアユタヤツアー。
***
ジパングトラベルの前には集合時間より少し早く着いた。
すると、あれあれ?バックパッカーたちが次々とミニバンに乗り込んでいくではないか。
集合時間より随分と早いなーと思いつつ、置いて行かれまいとそそくさと乗り込んだ。
すると何か様子がおかしい。
周りの旅人たちのレベルが高い。
こいつら・・・できるッ!みたいな。笑
よくよく確認すると、陸路でカンボジアへ向かう車でした(笑)
出発前に気付いて良かったー(;^_^A
しかしあと1日日程に余裕があればこの陸路でカンボジアという旅をしてみたかった。
色々と試行錯誤はしてみたが、どう見積もっても今回の日程では厳しいので断念したのであった。
と、そんな粗相をしている内にジパングトラベル前には日本人バックパッカーたちが集まってきた。
実質旅の初日という人もいれば最終日だという人もいて当たり前だが百人百様でおもしろい。
世界を旅している人もいた。
この中で僕たちと同じアユタヤツアーに参加する人は1人だけだった。
少し年上のタツヤさんという方。フレンドリーな方ですぐに仲良くなり、アユタヤツアーでは足を共にした。
このアユタヤツアーは一つの旅行会社の企画するものではなく、複数の旅行会社がまとまった一つのツアー会社に業務委託をしているようなイメージである。
ミニバンに乗せられた僕らの周りには様々な国籍の方がいる。
暑くて狭く疲れていたのでほとんど会話はなかったが、ほんの少しだけ言葉を交わした。
タイ人のガイドが車内で色々と話してくれたが、2割ぐらいしかわからなかった。笑
***
アユタヤは意外と広い。
チャリで遺跡群を周る強者もチラホラ見かけたが、あまりオススメはしない。
最初の目的地、ワット・プー・カオ・トーンに到着した。(冒頭に載せている写真)
高さ80mの仏塔である。周囲の緑にバックの青空と絶妙にマッチしている。雄大だ。
実際に登れて眺めもいいので先に言ってしまうとアユタヤ遺跡の中ではオススメの一つ。
ところでアユタヤには野良犬がうじゃうじゃいる。
一時はアユタヤの犬が狂犬病どうのこうのと話題になっていたのでかなりビビっていた。
しかもコイツら、ルックスがまるでハイエナ。笑
犬嫌いがバレたのか、私の周りをゆっくりゆっくり周回するハイエナ。
少し近くで小さな子どもが逃げて随分としつこく勇ましく追い回されているのを見ていたのでここはジッと我慢した。幸いにも噛まれることはなかったが、犬嫌いとしては本当に試練の時だった。
この写真ではさすがの暑さにバテてしまっているが、逆に言えばこんな時ぐらいしか写真を撮るチャンスがないのである。笑
そして犬ばかりでなく、仏塔の階下では妙な動物に遭遇することができる。
犬にしては大きすぎ、牛やラクダにしては腑抜けすぎている。
未だに彼らの正体がワカラナイ。w


そういえばイギリスから観光に来ている美女に写真を撮ってほしいと頼まれた。
もちろん、一緒にというわけではない。一応書いておくw
You're Beautiful!と率直な感想を述べたところ、随分と喜んでいた。
これはハグの一つでもあるなと確信したが、UKはそんなに甘くなかった。
***
次に到着したのは、ワット・ローカヤースッター。
何とも発音しにくい名前だ。一生言える気がしない(笑)
ここでは有名な涅槃像(ネハンゾウ)が見れる。

ワット・ポーではせせこましい部屋の中で窮屈そうにしている涅槃像を見たが、ここの涅槃像は随分と優雅に横たわっているように感じる。
この仏に供花をしてはどうだと花を半ば強引に手渡してくるタイ人が迫ってきた。
もちろん、受け取ればどこで金を請求される。(ボッタクられるというほどの金額ではないと思うが・・・)
供花したくないというわけではないが、こういう売り方は気に入らないのでもちろん強く断る。
それにしても暑い。40度、湿度は90%を超えている。
こうなれば伝家の宝刀、アイスをこの身に投下するしかない。
ドリアンアイスか・・・まぁアイスならドリアンでもうまいでしょ!
売店のおばちゃんもすすめてくれるし♪
・・・と、思い口にしたが、まずい。ひじょーにまずい。
唯一の救いは冷たいということ。もうそれだけ。あとはとにかく苦い。
タツヤさんにも一口要らぬおすそ分けをしたが、何とも言えない顔をしていた。笑
見た目はこんなに綺麗なのにね・・・猛毒の持ち主。
悔しいので全部食べた上で、売店のおばちゃんに物申した。
ポン酢「おばちゃん!これめっちゃまずい!」
おばちゃん「じゃあこれでも飲むかい?」
と、スプライトを買う羽目になりました。タイ人の商才恐るべし!笑
でも良いおばちゃんだったので楽しかった。
まぁそれにこんなことでもなければドリアンなんて口にすることはないだろうし。
うん、良かった!(^∇^)
(後半につづく)
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タイ旅行記、久々の更新になってしまいスミマセン。
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アユタヤ後半戦はタイ人ガイドやイケメントルコ人が登場します。

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