ついにやってきた友の晴れ舞台。
円形の真ん中に新郎新婦が立ち、神ではなく日頃お世話になっている人に誓う。
人前結婚式という形式らしいが、これは素晴らしい。
いつの日か自分が結婚できた時はこれがいい。アンチ神の私には最適である。
そんなことを考えていると隣に座っている友人Tが早速一眼レフの電池が切れたとコソコソ言ってくる。
稚内からそんなええもん持ってきて台無し(笑)
さて、式は新郎の友人Sらしく時折笑いが起こりながら、しかし決めるとこは決めて素晴らしい式だった。
結婚式というものに出るのは小さい時に親戚の式に出て以来のこと。
だからというよりは、新郎新婦の晴れ姿が眩しく、その新鮮で幸福に満ち溢れた空間に涙しそうになった。
思っていたよりはあっさりと式は終わり、披露宴へ舞台は移る。
新郎と地元が同じの近所のお兄さん2人と同じテーブルになり、披露宴が始まるまでにおもしろい昔話を聞かせてもらうことができた。
テーブルに置かれた新郎の文字は多分いつもより少しだけ綺麗で、少しだけかしこまっていた。
新婦がテレビ局で務めているため、テレビカメラまで入って壮大な披露宴の幕開けとなった。
新郎の上司の挨拶については、まあ案の定長いというか、3点ありますと言っておきながら5点ぐらい言ってしまうお決まりのパターンであったが、1つだけものすごく的を得た言葉が印象的だった。
それは、“彼は走りながら考えることのできる人物である”というところである。
まさにその通りで、大学時代にもそれはいつも思っていた。
おっちょこちょいな所は多いが、いつも人が走りだそうとした時には3歩前を走っているし、よく物事も考えている。行動力がある、とは少しニュアンスが違って多くの人が持ち合わせていない能力だと思う。
私はどちらかと言うと考えてから動き出すタイプなのでいつも羨ましかった。
ももクロの出し物やケーキカットなどが盛大に行われ、気が付けばあっという間の2時間。
二人の門出を祝うにはあまりにも短すぎたが、これ以上無い素晴らしい一時だった。
2次会までは時間があるので目と鼻の先にある松本城を観光。
雪と澄んだ空気に包まれた国宝の外観は素晴らしかったが、この時期に吹き抜け状態になっている松本城の内部は足早に過ぎる他に選択肢はなかった(笑)

2次会はアジトスタイルというカフェを貸しきって行われた。
大学時代の友人で招待されたのが私と友人Tだけだったため、少々のアウェイ感はあったものの、他の人とも仲良くなったりとなかなか楽しい時間だった。
最後の熱い熱いキスシーンをバッチリ収めたので新郎新婦に無許可でここに載せますw
この日も夜の松本へ繰り出し、鯖節醤油ラーメンなるものを食べた。@湯きりや ひづき
和風だしがうまく、なかなかクオリティが高い。
・・・そーいえば、忘れたベルトの件は私服用のベルトで何とか誤魔化して乗り切った。
人のベルトなんて誰も注目してないし、服装なんて言われてるほど気にするもんでもないなーと失敗を肯定に読み替えるダメな私であった。
(つづく)
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更新が遅すぎて急降下中(笑)
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