General Head Mountainとボク | Looking Back , Moving Forward

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Butterfly Effect-gene


General Head Mountain

TOUR2011「音楽家とバタフライ」梅田Shangri-La


General Head Mountain


完成、解散、青い空。
突如、HPで解散が発表された。

このバンドは僕の中で少し特別。


今の時代、大抵の音楽というのはまずメディアを通して知ることになる。

高校生の時は帰り道にHMVに寄って試聴機で新しい音を求めたが、

それでもヘッドフォンを通していた。

ライブハウスで偶然出会い、ここまで好きになったバンドは他にいない。
何の誤魔化しもできない、目の前から見えるもの聞こえてくるものが全て。

今でもよく覚えている。

心斎橋クラブクアトロ、若手バンドが集う何かの音楽イベントの前夜祭?みたいなライブに参戦した。

チャージは1000円。言葉は悪いがそこまで売れてない4バンドが集った。

一応のお目当てはEGG BRAINだったが、何かの衝動で後輩に声を掛けて繰り出した。

そこで出会ったのがジェネだった。

何だこいつら。てか何だこのベースボーカル。

オーディエンスがそこまでノってないのに意味深な笑みを浮かべている。

自信があるんだろうか?それともイカレているのか?

ライブ中、前髪が顔中を隠す。

本当のカリスマなのかカリスマもどきなのかその時は正直わからなかったが、

衝撃を受けたことには変わりはない。


鳥籠という曲が頭から離れない。

最初はウーロンと読んでいたが、トリカゴだ。

いずれにせよかっこええ曲。



ちょうど1年前、『深まる日々に、微笑みを。』というアルバムが発売、

それに伴うツアーで地元京都MOJOにもジェネがやって来た。

対バンで高校時代の友人のバンドが出るということでビックリしたのを覚えている。

まだこの時点ではそこまでジェネ人気は浸透していなかったようだ。

悲しい限りだと溜息をついた帰り道だった。


2010年11月、早くも新作『バタフライエフェクト』というアルバムが発売、

偶然にも当ブログの名前と一緒。これは運命を感じるしかない。

まさか松尾さん(Ba&Vo)がこのブログを見て付けたのか?とアホなことも考えました。笑


年が明け、仕事がしんどくなり帰り道にはジェネに助けられることが多い日々が続いた。

一番聴いたのは林檎かな。

そんな折、冒頭でも書いたように解散の発表があった。


ライブ当日は彼女との4年記念日、さーてどうしたものか。

ゴメン!来週必ず!

そう言って僕の中での最後のジェネを目に焼き付けに梅田はシャングリラへ一人向かった。


 


登場は花にカルテット。この曲を聴くといつも何かをやってやるぞ気合が入る。

1曲目はまさかの手紙。

終わりは始まりだったんですね、松尾さん。



想像力を開放せよ!


いつものフレーズで鳥籠が鳴る。


一つ二つ…三つ・・・四つ・・・五つ・・・!!!

紅色から始まるアッパーチューンの数々。

 

雨が上がれば恋に落ちる。
そんな曲にしてもいいんじゃないかと思うぐらいにキレイに繋がる2曲。




恋はよく聴いた。雨はここぞとばかりに世界に入り込んでいた



ちょっと懐かしい曲が続き、天照がやって来た。

身体は自然と今までになく小刻みに揺れる、踊る。




飴の話もありました。松尾さんは苺が好きなようで。いちご嫌いな人いる?

そんなMCがあったもんだから、え?まさか林檎やらないのか!?と動揺してしまった。笑


鍵穴、少年なんかはもう何とも言えない。
感情2連発もかっこ良い。

 

久々に見に来た人もいるんじゃない?かっこよくなったでしょ?どんまい()


そんなMCも挟みつつ、

バタフライから林檎、菜々、すばらしい日々。

素晴らしいミドルチューン。あ、林檎!!笑



一番大切な歌を。

.深まる日々に、微笑みを。
いっちばん感情がこもっていた。胸に突き刺さる。

ラストは足音。
この曲はジェネの中で一番聴いた曲。
あーマズイ。悲しくなってきた。嬉しいはずなのに。

 


アンコールその1.

みんなが持ってるもの、それが答えだよ

ちょうど外は雨が降っている頃だろう。大好きな曲です。

いつ僕は行き先を決めるんだろーかと考える。





僕達の出会いの曲を。
追憶。




一番感動した言葉。


僕達に気付いてくれてありがとう


町の時にはお別れを覚悟。

探さないでおくれと去って行くのがジェネらしい。

そうか、わかったよと言って潔く諦める人間はライブハウスにはいない。

でも今はさよなら。


ジェネのバンド活動自体、世間一般の音楽シーンから見れば大成功と言えるものではないのかもしれない。

けど、バタフライエフェクトの名の通り、ジェネの音楽が僕らの今に、そして未来に影響を及ぼしている。

ジェネの音に、力強い日本語に涙する人がたくさんいる。

その中には間違いなく自分がいる。


ライブハウスでジェネに出会い、ライブハウスで別れを告げた。


ライブハウスを出ると外は雨。

町を口ずさみながら駅まで早足でゆっくりと歩いた。

シャンディーガフの甘さが身に染みる。


うん、幸せだ。


ジェネの3人、関係者の皆様、

本当にありがとうございました!!

 
 

 

-SETLIST-
※いただき物です。



SE.花にカルテット


01.手紙
02.
鳥籠
03.
蝉時雨
04.

-MC-
05.
紅色
06.

07.
揚羽蝶
08.

-MC-
09.

10.

-MC-
11.
砂時計
12.

13.
眩暈
14.
硝子
15.
天照
-MC-
16.
鍵穴
17.
蜃気楼
18.
接吻
19.
少年
-MC-
20.
雪月花
21.
万華鏡
22.
感情線
23.
感情論
24.
午前四時
-MC-
25.
林檎
26.
菜々
27.
すばらしい日々
-MC-
28.
深まる日々に、微笑みを。
29.
足音
--------------------
EN1.

EN2.
追憶
EN3.

--------------------
EN1.

EN2.
青空
EN3.
群青
EN4.
午前四時




2011.2.27 ライブレポ