おぜんざいの引換という複雑なシステム | Looking Back , Moving Forward

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うちの町内ではこの時期、つまりものすごーく寒くなるちょっと前に神社でおぜんざいが振舞われます。


町内からかき集められた平均年齢75歳(推定)ぐらいの熟女集団がかっぽう着を身にまとい、

熟年の味を提供して下さるんです。


妹とこれに参戦してきたんですが(もちろん提供される側で)、神社でぜんざいが振る舞われているのが物珍しいのか、通りすがりの外国人カップル(恐らく、京都に観光に来ていてレンタサイクルで風情ある町並みを楽しんでる)が興味深そうに眺めていました。


町内費の一部対価としてぜんざいの券が各家庭で配られているわけですが、

彼らにそんなシステムがわかるわけもなく、タダか?もしくはお金払えば食えるのか?といった具合にゆらりゆらりと近づいてきます。


よりによって80overのおじいちゃんに声をかけ、多分どうすればこれが食えるのか、もしくはこれは一体何だんだと尋ねている。


お金を払うわけでもなく、引換券であろう券もどこにも発売されておらず、

おーすとれいんじ!と言わんばかりの苦笑いで帰って行きました。


まぁそんな光景を見てものすごーく切なくなりました。


せっかく貴重な日本文化を体験してほしかった~!と。


自分にほんの少しの英語力があればと軽い自暴自棄です。笑


この複雑なシステムを華麗に説明したかった・・・笑


あー何だかやりきれない!