レビュー3 | Looking Back , Moving Forward

Looking Back , Moving Forward

前に進むために振り返ります。冷静に情熱的に。日常のこと、旅行記、競馬、映画、ドラマ、レビューなど欲張って書いてます。

できる人の「超」整理術 (中経の文庫)/壺阪 龍哉
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★★

あんまりこういうのは好きじゃないんですが、最近は整理について色々出ているので一冊読んでもいいのかなーと思って手に取りました。

テクニック的なものが多く紹介されていたので使えそうなものは試そうと思ってます。

内容的に納得できるものが多く、非現実的なものでもないので外れではないですが、まぁ読んで損も得もしないのかなーと。

これは本に書いてあったわけではないけど、やっぱり整理に関して根幹となるのは「捨てる勇気、保存する技術、利用する意識」に尽きると思います。このバランス感覚を与えられた時間とスペースでいかにとるかがキーでしょう。

かく言う自分は整理がものすごく苦手。小学校の成績表の整理整頓の欄は常に「もう少しがんばろう」でした。笑


ハウルの動く城 [DVD]/出演者不明
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★★

そーいえば見てませんでした、ハウル。

アリエッティに向けてここ数週間、続々とジブリが放送されてます。

かなりの必死が目に見えてわかりますが、こういう機会に改めてジブリタイムを持つのもいいんじゃないでしょうか。

主人公のハウルは今までのジブリにない感じの王子キャラ。

例えばもののけ姫のアシタカなんてどう考えてもイケメンですが、あんまりアシタカかっけー!みたいにはならないですよね。

そこがハウルは違いますね。完全なるイケメン。

冒頭でソフィーが兵隊に絡まれた時にハウルが助けるシーンがありますが、いわゆる“イケメンに限る”話でしょww

まぁそんなことはいいとして、作品としては・・・ん~イマイチなのかなぁと。

序盤はかなりおもしろそー!と思ったんですけど、やっぱ終盤は薄く感じてしまうし、それは何より「敵」の存在が曖昧すぎたことに起因しているはず。

ジブリについてそこまで詳しくないので大口は叩けませんが、敵というか向かうべき相手がある程度目に見えているものが多いと思うんですよね(もちろん、必ずしもそういうものばかりではないですが)。

それが今回は荒地の魔女から戦争(サリマン先生?)に移り、んー結局その戦争自体もなぜ行われているのかイマイチわからないし、とにかく色んなバックボーンが見えなさ過ぎて腑に落ちないことが多かったです。

逆に良かったなーと思うのはキャラ設定。
荒地からついてきた案山子のカブ、城を動かしている火の悪魔カルシファー。この2人のキャラ立ちは好きでした。


ま、とりあえずキムタクはもう少し声を張ればいいと思う。w


ガキ帝国 [DVD]/島田紳助,松本竜介,趙方豪
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★★★

井筒監督がピンク映画から不良映画へ転向した初の作品。

何と30年ぐらい前の作品です。主役は紳助と竜介。

大阪のミナミを舞台に描かれていて、井筒さんらしいイイ映画です。

ストーリーとかは単純ですが、不良モノで踏み込みづらいとこにきちんと踏み込んでいるのはこの頃から井筒さんはすごかったんだなーと思わされます。

おおよそ30年も前の作品を見るのは退屈しますが、これに関しては時代を感じられながら楽しめるはずです。