全体を見る眼 | Looking Back , Moving Forward

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高学歴=優秀

この等式を見事に打ち崩しているのは皮肉にも日本の政治家に他ならない。

個人的にも高学歴がえらいとか優秀だとかは思わない。

ただ、経験から偏差値の高い大学には頭の回転速度や記憶力が抜群に良い人が多いことも確かだと言える。

そう考えると政治家になる門戸が高そうで実は低いんだなーと思うしかない。

もちろん今日本が抱える色んな問題を解決するのはそんな簡単なことじゃないってのも重々わかってるつもりでいるけれど、だから仕方ないで片付けるのはまた違う気がする。

日本政府が打ち出す政策、対応策を見ていて日本の政治に欠けているのは「全体を見る眼」だと思う。

色んなことに気を使い過ぎて中途半端なことしかできない言えない日本人には意外かもしれない。

例えば少しの前の話にはなるけれど、高速道路の無償化(もしくは土日1000円)が良い例だ。

フェリーはどうする?

ある意味でJRを国から突き放すとも言える点ではまぁ評価できるのかもしれないが、しかし他でのダメージが大きいのは目に見えている。

鉄道はまだいいにしてもフェリー利用者は案の定、激減しているそうだ。

そこで働く人は職を国に奪われたと言ってもいいだろう。

確かにほとんどの国民はフェリー等には関心は寄せない(僕も人から言われて初めて気が付いた)。

日常生活により近い車に関する事項の方が目を向けるし、安くなるとなれば政府のイメージアップにもなる。

おそらくそんなことを含めて考えた結論なのだろう。

本当に気付いていないのならただのバカ。

気付きながら計算して行っていたのならこちらもバカ。

いづれにしても優秀とは程遠い。

後者には付ける薬もない。

前者には昨今大きく変わっている面接重視の採用方針の成果を待つしかないのか。