誰に向けてというわけでなく、あくまで自戒として書いていますが、最近思ったことです。
(いや、本当は特定の誰かに向かって書いてますが…)
「承認欲求」は誰でも持っている欲求だと思います。人前に立つことを仕事にしている大道芸人は人一倍承認欲求が強いかもしれません。承認欲求を持つことは悪いことでもなんでもないと思いますが、大道芸人の承認欲求の満たし方には2つあるのではないかとふと思いました。ひとつは良い方法、ひとつは悪い方法です。
一つ目は、良いショーを作り上げることに全力を注ぎ、社会的な評価を得て、結果として承認欲求を満たす方法。このようなマインドで精進している人のショーは、鍛練を重ねたのがわかり本当に素晴らしいことが多いです。この方法は良い方法だと思います。
もう一つは、その辺を通りかがった人とかに「へえ、大道芸人なんですか?すごいですねー」「練習頑張ってますね」と褒めてもらうことで何となく満足してしまうパターン。このパターンに陥ってしまうのは良くないと思っています。芸に対する向上心が養われていないにもかかわらず、何となく本人は頑張っている気になってしまうのが、非常に危険な点です。この方法で承認欲求を満たしてしまうと、その場では幸せでも長い目で見ると悲惨なことになるのはもはや自明です。
幸いにして僕の周りには、前者のパターンで精進を続けている方が多いのですが、どうも後者の例も増えている気がします。具体的には(以下自粛)
僕自身大道芸人として社会的に評価されるような業績を全く残していませんが、であるからこそ、変に満足してはいけないなと改めて思った次第です。自戒です。