【主観的幸福】主観的幸福と年齢 | 京都の大道芸人・笑いと健康講演講師 たっきゅうさんの新公式ブログ「芸人魂背負ってます」

京都の大道芸人・笑いと健康講演講師 たっきゅうさんの新公式ブログ「芸人魂背負ってます」

京都を中心に全国で活動中の大道芸人であり、笑いと健康に関する講演講師でもある「たっきゅうさん」の公式ブログです。

笑いを通じて、人と人との繋がりを実感し、
QOLの向上をはかることをモットーに、
介護施設や小児病棟を訪問しています。

(この記事はmixiからの転載です。初出は2014年2月です)

笑いと幸せについて、僕なりにいろいろ調べてみました。今日はそのことを徒然なるままに書いてみます。

政府では国民生活選好度調査というのをやっていて、自分がどの程度幸福と感じているかをアンケートで調べて、統計的に解析しています。その結果が平成20年度の国民生活白書に出ています。

グラフを見ると、アメリカでは年齢を重ねるにつれて幸福度が増すのに対し、日本では年齢とともに幸福度が下がる傾向にあることがわかります。

この原因のひとつは、高齢者の社会的な結びつき(ソーシャル・キャピタル)が弱いからだと言われています。ソーシャル・キャピタルが豊かな地域の方が幸福度が高いことは既に実証されています。

また、内向的な人と外交的な人では、外交的な人の方が幸福度が高いと言われています。年をとるにつれて外出する機会が減り、内向的になり笑いも減りがちです。

笑いには健康に良い様々な効果があるだけではなく、人間関係を潤滑にしてコミュニケーションを取りやすくしたり、初対面の人と打ち解けやすくなったり、ミラーニューロンの働きで周囲の人も笑顔にする力があります。笑いには、ソーシャル・キャピタルを豊かにし、ひいては人の幸せを増幅する力もあると言えそうです。

僕もユーモアセラピーを通じて、笑いでソーシャル・キャピタルを豊かにすることに貢献できたらいいなと思っています。

(図は国民生活白書からの引用です)