「八戸藩江戸勤番武士の購買行動と国元」著 岩淵令治 より
文政11年(1828)
遠山家の江戸で勤番の屯が八戸のいる父に送った。
当秋に娘おまんが嫁入りのため買い物を頼んだ。
江戸到着が八月四日 八月八日松坂屋などで購入
八月十三日三田辺りへ買い物
八月十五日 幸便
九月六日幸便 (下組足軽 松橋亀三郎)
※下組町・・八戸城下の一番東に位置し足軽を配置し、敵の侵入に
備えたところ、玄中寺を中心とした柏崎四、五丁目付近。
※幸便・・私的な輸送方法で江戸、八戸を行き来する藩士に注文書および運搬をする方法である。