熊本→ギルロイ→田子町の縁 | 田子町のにんにくブログ TakkoAomoriJapan

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青森県田子町は「にんにく」で有名になった。これはアメリカカリフォルニア州ギルロイ市と1988年姉妹都市締結したことで広く知られることになった。『にんにくの縁』は100年さかのぼることができる。それを知って欲しい。


現在にんにくの町として取り組んでいる田子町と姉妹都市締結しているアメリカ合衆国カリフォルニア州ギルロイ市は「世界のにんにくの首都」を宣言している。この姉妹都市には『にんにく』の縁にて交流を続けている。
 この「にんにく」という農産物がとりもった不思議な縁において「国際交流が成功」していることは、知られていない。そのためには歴史的なことから掘り下げていかないと、その「不思議な縁」は見えてこないので、これをたどることにした。
 画期的なT型フォードのベストセラーにて、好景気に沸くアメリカにおいて、世界中から「移民」を受け付けていた。
 欧州からの移民が増大する中、日本からも移民としてアメリカ大陸を目指したものたちがいた。
大正三年(1914)熊本県八代からヒラサキ・キヨシという若者が兄と父親とカリフォルニアについた。ヒラサキ青年は1900年(明治33年)2月29日生れの14歳。彼らはミリピタスというところで玉ねぎやにんじんの栽培に従事働いていた。
22歳になって一時期日本に帰って八代で子供の時からの許婚(婚約者)米満はるえという娘と結婚しアメリカで3人の息子5人の娘を育てた。