

田子町5月21日ヒカリ開始ということで、セールスの追い込みがすごいです。
そこで、言いたいこと言っておくと、そうすると「よく知っていらっしゃいますよね」と驚きか嫌味かわからないけど、帰ってもらいます。
それは、この東北の山奥に存在している田子町と言う立地性と、国の将来(話はおおっきく)のビジョンに対してとか、世界有数の大企業NTTのあり方を、グダメグわけです。
まず電電公社として日本の津々浦々まで電話線を引き込んだ時代。民営化して超大企業として生まれた時代。携帯事業を独占できた時代。パソコン通信とか言っていた時代。現在のガラパゴス的ケイタイ事業を展開している時代。公衆電話なるものがあった時代。デジタルでのISDNモデム、アナログのADSLモデムときて光という時代に入ってきた時代経過。また強力な労働組合があった時代。をひとくさり。
と田子町に突然降って沸いたような「光」のケーブルをひき、アナログ住民に対して「光の優位性とか利便性とか将来性とか」を吹き込まれても、ほとんどが「中高年のためのパソコン講座」にも行っていない人に対して・・・これに類似したグダメギはもう何回目だろう・・パソコンが無い人に営業し、夢を語るのはいいかげんにしてくれ。「光」の将来像は白物家電の延長のような電気製品ではなく、また一方的にたれながしの与えられるだけのテレビではなく、と言うことを理解できる住民はどれだけいることでしょうか。

「三丁目の夕日」の団塊の世代の少し前の世代は、子供のとき映画館で日活の映画を見て(テレビ出現前には、この田子町にも映画館が2軒あった)、石原裕次郎の足の長さと、でてくる車に対して、たぶん夢焦がれたことだろう。それで「カッコイイ車とかわいい彼女」が欲しいと燃えた青春があってだろう人たちも年金をもらい、それこそ何かに対して「もはや燃える」なんてことはないだろうけれども、この「光ネット」に燃えてもらわないと、次世代につながりませんよね。
この年代の人たちは「金はある」けれども、「情報難民」になりかねない。高度成長を経験したこの「日本国」において、高齢化少子化地域活性化を解決できるのは、光ネットを「究極の最終ツール」ととらえるならば、「純国産光ケーブル」プラス「国産のOSを内蔵した純国産パソコン」(もしあるとしたら)をまず全戸無料配布しスタートラインにつけてから営業に来い。なんてね。



参考として【5/12の記事より:高速ブロードバンド普及に向け「光ファイバー回線の整備を後押しするために公的な支援を行うべきだ」と提案する一方、焦点になっていたNTTからの光回線事業の分離については、議論の継続を求める。「2015年までに全世帯でブロードバンドサービスを使えるようにする」、高速ブロードバンドが普及していない地域で光ファイバー回線の整備を進める方策について、民間の通信会社による競争を前提としながらも、「整備を後押しするため、税制面の措置など公的な支援を行うべきだ」。一方、ソフトバンクなどが主張していた「回線の整備を進めるため、NTTから光ファイバー事業を分離させて通信各社が安く使えるようにすべきだ」という要望については、「分離も考えられるが、総合的な検証を行うべきだ」として、継続的な議論を求める。NTTからの光回線事業の分離は、NTTが反発するとともに、議論に時間が必要だという声】・・・・やっぱりね。これから世界標準にうってでようとするなかで、独占的利権を主張しているようでは。とにかく日本の光を「グローバルスタンダード」にするために、ようーーーーーく考えてくださいよ。日本の将来がかっていますよ**総務大臣様

