
4月新入生は新しいランドセルで学校に行き、これから番号という自分の名前の他に与えられるようです。前から何番目だとか、成績は何番だとか、ランキングのスタートです。生まれたのは何番目の子供で、死んで焼かれるときも何番待ちと「人生何番?」と番号がついて回ります。
ところで不思議な番号もあったものだと思っているのが、町議会の議員にも番号で呼ばれるわけで、学校の教室でも先生は名前で呼ぶのが当たり前ですよね。もしかしたら「塀」のあるところでしか番号で呼ばないのではと思っていた・・ドラマでみた限り・・(この経験はないので)
これって田子町だけ?「ノド自慢大会」では最初に番号を言って歌い、合格になったら名前を聞かれます。それと逆なようで、選挙の時は名前で、受かると選挙で選ばれたものに対して番号で呼んでいるっておかしくないですか。「名前」で投票した人は議員になってから「何番の人」と変わっているということは、議会事務局に「何番議員をお願いします」と電話がかかってきても対応できるのでしょうね。
これから町で会っても「何番さんおはようガス」といっても気持ちよく「おはよう」と返してくれるものかためしてみようか。選挙になったら「前回は*番でしたが、次は**番になるかわかりませんがヨロシク」とランキングだけで、何を訴えようが「前回は*番さんの候補さんがんばって」ということになるのでしょうか。全国の市町村議会の現状はわかりませんが、選挙にて選ばれた人に番号をつけるのだけは、変な慣習ではあると思いますね。