以前、「夢を追い求めるのは医者になってからでも遅くない」という記事を書きました。
実際に、医学部を入学したら、まずは卒業すること、医師国家試験に合格すること。
もちろん、その間にマッチングもあります。
晴れて国家試験に合格したら、初期研修を修了すること。
初期研修を修了さえすれば、様々なキャリアプランが立てられます。
しかし、そこまでは医学部に入った以上、殆どの場合で規定路線です。
ただ、学生時代、研修医時代の若い間は、世間知らずから来る下らない夢を持つものです。
では私はどうだったかというと。
リンク記事で書いた内容については、叶っていないのですが、大きなことをやりたいという気持ちから、このブログやSNSでやっている発信につながっています。
青春時代は本屋に通いながら、いつか本を出版したいという強い夢がありました。
それも幸運なことに叶いました。
浪人時代は予備校の先生の講義を聞いて、海外留学したいと思い、留学についての本も買いました。
それも叶いました。
これらはある意味現実的な夢かもしれませんが、その現実的な夢の周辺には、世間知らずから来る下らない夢があって成り立つものです。
あまり人に言うと馬鹿にされるので、自分の中に留めるのです。
その気持ちは忘れないこと。
そしてあまり人に言わないこと。
私は浪人時代に、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」という本を愛読しました。
これは本当です。
ただ、未来は予測出来ないものです。
スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式に言っていたこと。
''You can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backward.''
私もかつてこの未来は予測していませんでした。
しかし振り返ってみると、つながっているのです。
''So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.''
この言葉に全てが詰まっています。