来年も宅建ならば。
この時期、合格発表前に来年も宅建ということですから、つまりは、自己採点で来年もということが決まってるということです。
わたくしの勝手なテキトーな推測の話になりますが、
自己採点をしてみて来年が決まったという人は、
「宅建という試験に対して、惨敗という感覚はない!」
ということなのだと思います。
何かしら理由があって、来年になった。
来年行きが決まった。
自己採点をして思いっきり惨敗ならば、たぶん、もう、受けないでしょう。
諦めなければ受かるということでも、宅建の勉強が自分には向かなかった、合わなかったということで去って行く人もいます。
去らずに来年もということですから、
「それなりに手ごたえを感じてるのかな?」
と思いますし、
まぁ、ぶっちゃけ、多くの人は、
「勉強が間に合ってない!」
のでしょう。
で、その間に合っていない分の勉強をしていたとしたら、可能性が見えてくるということから、来年もということになるのだと思います。
または、一応、範囲は見たけど完成度が足りなかったということもあると思います。
ゴチャゴチャ書きましたが、来年も受けると決めた人に、今、してもらいたいことは、
「自分がどういう状況なのか!」
ということを把握することです。
必要な範囲を見終えることが出来なかった。
必要な範囲を見終えたけど、全体的に完成度が足りなかった。
とある分野が苦手のままだった。
宅建業法で稼げなかった。
法令上の制限までたどり着けなかった。
問題に慣れてなかった。
などなど、
もう、これは、人それぞれです。
ぼんやりと手ごたえを感じるのではなくて、
「こうしたら受かる!」
というのを自分で理解してください。
自分自身の状況から自分が理解する。
それが、来年への第一歩でしょうね。
その上で、今年、勉強をしたことを維持するにはどうしたら良いのかということを考えなければなりません。
すでに、本試験から時間が経っています。
本試験の時の自分ではないのです。
詰め込んで詰め込んで詰め込んだものは、とっくに消えてしまっているでしょう。
今の自分には何が残ってるのか。
本試験の時が自分のピークです。
ピークの時、感じた手ごたえは、今は、本当は、もう、無いのです。
もちろん、本試験直後から勉強をしている人は別ですが、手ごたえを感じ、来年もと思ってる人で今のこの時期から動けてる人はそんなにいません。
そんなにいないということは、上記でわたくしが書いたことは少し怪しいのです。
手ごたえを感じた時の自分の分析をしてくださいと上記で書いているのです。
でも、それは、実は、
「今の、この10月30日の自分ではないですよね?」
ズレが生じてきてるのですよ。
いつまでも今年の本試験の時の自分のままではありません。
何もしなければ忘れて行きます。
勉強内容は忘れ始めているけど、
「来年は何とかなる!」
と思ってる人が多い。
本試験の時の自分、手ごたえを感じた自分の分析。
今の自分の分析。
細かく見て行くと、実は、いろいろあるのかなと思います。
今から来年へと強く思ってる人が少ないけどいるのかなと思ったので、今日は、こんなことを書いてみましたけどね。
実際のところ、
「少し休んで来年のことは来年から!」
という人が多く、
そういう人でも受かって行きます。
本試験後、な~んにも勉強なんてしないで、いろいろと忘れてしまった状況からの再スタートでも、少しは何かが頭に残ってて、全くの初学者よりは来年度を考えるとアドバンテージがあります。
そのアドバンテージで来年受かるのならば良いですが、すでに、複数回受験の人は、いろいろと考えて行かないとまた同じことになってしまうのです。
複数回受験。
これ、ハマってしまってるのですよ。
それなりに勉強はしてるから本試験を受けると何とかなるかもという手ごたえを持つ。
でも、手ごたえだけだと思うのです。
「具体的には?」
というのを考えてみたりしないと、ハマってるので抜け出せません。
複数回受験ならば、
「これなら誰にも負けない!」
といったような自分の武器を身につけてみてはどうでしょうか。
来年の春ぐらいから普通の勉強を再開しても受かる人は受かりますが、今までそういう形でダメだったということならば、次は、何かを変えてみても良いのかなと思います。
で、このようなことを書いてみたのです。
テキトーにね。
とりあえず、
「自分の詳細な分析!」
をしてみてください。
あえて使わないようにしてた言葉を使いますと、
「敗因ですよ!」
「敗因!」
振り返りたくないかもしれないけど振り返ってください。
逃げてはダメです。
真正面からぶつかって行けば受かる資格なのですから、しっかりとぶつかって行けるようにして行きましょう。