テキトーにペラペラと読む。 | 宅建テキプラ塾

宅建テキプラ塾

テキトーにプラスした宅建試験の勉強っぽいお話

今日は、日曜日。


我が宅建テキプラ塾は、休みです。


気付いたら8月も終わりに近付いてますね。


宅建にとっては、もう、直前期に近いのかもしれません。


まぁ、わたくしの感覚としては、当時、そろそろ、直前期と思っていても、もっと、近付くと、そっちが直前期だと思った感じがしたので、直前期中の直前期は大変ですよと、少し伝えておこうと思います。


でもねぇ、試験とかは、そういうものだと思うのです。


近付けば近付くほど、いろいろと思うものなのです。


そこを乗り越えて、合格を手にすると。


そんな、直前期にお薦めなのが、いや、直前期ではなくてもお薦めだったのが、


「参考書をペラペラと読む!」


いや、


「テキトーにペラペラと眺める!」


ということです。


それなりに読み込んでる人も、読み込みがまだまだな人も、一通り読んだ人は、参考書をペラペラと眺めて行くのが良いと思います。


1ページにつき、サラッと上から下まで読まずに見て行くだけ。


そうすると、ペラペラとページをめくっていくことになりますが、それだけでも十分です。


1ページを、


「1、2、3、4、5。」


と数えて、次のページに行く。


そうすると、1ページ5秒です。


700ページぐらいだと、


700 × 5 = 3500


3500 ÷ 60 = めんどくせぇので約1時間


「全部を眺めるだけで1時間掛かるのですね!」


ということです。


これをどう捉えるかは人それぞれです。


読まずに、上から下までサラッと5秒眺める。


何が書いてあるのかなと確認するぐらいです。


しっかりと読むわけではないのに1時間も掛かる。


この1時間をどう思うか。


どう考えるか。


わたくしだったら、


「眺めるだけだったら5秒でなくて良いのでは?」


と思ったり、


「全部で1時間ならば、分野で分けたらどうなるの?」


とか考えて、


自分で使えるものに改良をしますけどねぇ。


ってことで、1度やってみて、自分でどうするか考えてもらいたいのですが、


「コレ、けっこう使えますよ?」


ということなのです。


例えば、民法の不法行為のところ。


我が宅建テキプラ塾で見終えたばかりのところですが、そこをこの先全く見て行かないのと、たまに、ペラペラと眺めるだけでもしたのでは、記憶の定着が全く違います。


むしろ、不法行為のところなどの重要度が低いところなんて、ペラペラと眺めるだけで十分です。


定期的に眺めるだけで、


「そこに何が書いてあったかな。」


ということになります。


そう思うだけ、考えるだけ、そして、実際に見てるだけで、何もしないよりは良いでしょう。


民法の勉強をしていて、宅建業法を全く見ていないというよりは、たまにでも、ペラペラと眺める。


勉強を始めた頃から、ペラペラと眺めることを続けていたら、はっきり言って、復習なんて必要ないくらいのことになってるものです。


でね、今回は、5秒としましたけど、わたくし、以前は、1秒とか書いていたと思います。


ある程度、それなりに読んだ場合、1秒でも十分です。


そうすると、700秒です。


計算がめんどいので、15分もあれば終わると書きます。


勉強の最初に、15分、ペラペラと眺める。


それを今から続けられたら、ある程度、勝負出来ると思います。


もちろん、それなりに読み込んでる人はということになりますが、そこそこ読んでる人でも、まだ、あんまり読んでいない人でも、騙されたと思ってやってみてください。


かなり前に見た法令上の制限を、ちっとも見直していない人などは、大変なことになってると思います。


しっかりと勉強をするのはしんどいですが、ペラペラと見てるだけで、何も見ていないよりはマシで、運が良ければ勝負をすることが出来る状況にたどり着ける。


そういう話を書いてみました。


わたくし、実際に、これ、やってますしね。


ちなみに、この応用が、参考書のペラペラではなく、過去問のペラペラです。


そして、わたくし、自分が勉強をしていた時、


「誰よりも過去問を解いたと思う!」


と、自分勝手に思えた理由の1つが、このペラペラ解きです。


もう、何度も解いて、答えも覚えて、解説も読み込んでいて何が書いてあるのかわかる状況なのです。


真剣に解いても仕方ないのです。


だから、ペラペラと解いた。


この問題は、こういう理由で、答えはこれ。


次の問題は、選択肢の2が正解、何故ならば、こういう理由。


などなど、ペラペラと眺めながら一瞬で解くというか、答えを勝手に自分で言って行く。


これを過去問を解いたということにしていました。


そうすると、何が起こるのかと言うと、


「当然ですが、解いたとする回数が圧倒的に増えます!」


さらにもう1つ、


「1日の勉強で、1冊の過去問が終わるのですよ。」


ということです。


解き方として邪道と言われるかもしれません。


ですが、ちゃんと答えの理由を自分で言ってます。


「こういう理由。」


とね。


「解説にこう書いてあるからこれが正解。」


とかね。


または、単元別で同じ問題が並ぶ過去問などは、ほぼ、理由が同じという解説が書かれてるわけです。


そうすると、次の問題は、問題分はこれこれで、正解を選択するという問題などと自分でわかってるわけですから、次の問題を見る前からそれを頭の中で言い、問題を見るよりも先に答えを出すといったことも出来ます。


もっとおもしろいことを書くと、出題頻度が低く、数問しかない単元の過去問があったりします。


そんなものは、過去問を見るまでもなく、


「問題は、これとこれ!」


となりますし、


問題がわかれば、答えもわかる。


ほぼ、100%に近い正答率なわけですから、答えがわかってる。


「こういう問題が出て、こういう理由で答えはこうなる。」


という基本が身についてるわけです。


つまりは、


「過去問と同レベルの問題は解けるだろう。」


という自信があったと。


そういうことです。


ペラペラと読んでる、いや、眺めてるうちに、そうなりましたと。


実際は、その前に積み重ねてきたものがあります。


ありますが、積み重ねと同時にペラペラとすることで効果は増して行くということです。


我が宅建テキプラ塾では、法令上の制限の次に宅建業法を見ました。


宅建業法を見ている間、法令上の制限をペラペラと眺めていた人がいたら、たぶん、その人は、今、すでに、合格する力になってるのではないでしょうか。


時間がある時に、出来るだけペラペラと眺める。


1週間に1度でも眺める。


そうすることで、1ヶ月後、思い出したように復習をする人に比べて残ってるものは多いと思います。


1週間に1度が、3日に1度だったらどうでしょうか。


法令上の制限だけだったら、ページ数も減ります。


ペラペラと眺める時間も減っています。


宅建業法を見て行きながら、法令上の制限を見直すということは、実は、そこそこ出来たりするものなのです。


そして、我が宅建テキプラ塾。


このようにダラダラと長く書いているだけのものではありますが、それでも、記憶の定着には役に立ちます。


5分から10分で1つのものを読めるようにはしています。


本題に入る前のわたくしの余計な書き込みなどはカットしたりすると、時間もカット出来ます。


2度、3度と読み直す。


トイレでチェックしまくる。


電車の中で読む。


使ってくれてる方がいたら、ありがたい限りです。


で、使う使わないは自由です。


合う合わないは誰にでもありますしね。


良ければ、こういうのはどうですかと書いているだけなので、ペラペラ読みが気に入らなければ無視してください。


それでは、今日はここらへんで。