近年の宅建試験は難しいです。少なくとも6か月は勉強期間が欲しいところ。

 

しかし諸事情により2か月で合格を目指す方に、勉強法とスケジュールをまとめます。

 

勉強法

一般的には、大手の通信講座を受講して、過去問をマスターして、模試を受けて、10月の本試験です。

 

しかし2か月での合格となると話は別。かなりアクロバティックな勉強法で臨みます。

 

まず満点は目指さないこと。重点個所を中心に勉強を進め、例年の合格ラインである7割前後を少しでも超えればいい、というリアリスト(現実主義者)になってください。

 

 

必要な教材

宅建漫画・テキスト・過去問題集・オンスク(月額制のオンライン通信講座)・模擬試験(書籍)の5つです。

 

 

基本は宅建漫画。すぐに過去問。そしてテキストで確認。分からなければ、オンスクの解説講義でフォローの流れです。

スケジュール

モデルプランです。ご自分の進度、理解度などに応じて、適宜調整してください。

 

1週目 権利関係(漫画→過去問→テキスト→オンスク)

2週目 〃

3周目 〃

4週目 宅建業法(漫画→過去問→テキスト→オンスク)

5週目 〃

6週目 法令上の制限(漫画→過去問→テキスト→オンスク)

7週目 税・その他(漫画→過去問→テキスト→オンスク)

8週目 市販の予想模試

 

ポイントは次の通りです。

 

1、宅建漫画で全体像をつかむ。そして重要ポイントを理解。(参考)宅建試験対策おすすめマンガ、民法改正も

 

2、過去問は解くのではなく、問題文・解答解説を「読む」。最初から解けません。だから繰り返す。最低でも5回。できれば8回読む。

 

3、オンスクの宅建講義は、すべて聞くのではなく、テキストを読んでも理解ができないところ自信がないところ、を倍速で2~3回聞く。

 

4、模試は本試験のシミュレーションであるのと同時に、出題予想を兼ねています。

 

まとめ

ここまで2か月で宅建試験に合格する勉強方法とスケジュールについてまとめました。

 

もっとも合格を保証するものではありません。なぜなら一般的な受験生は1年とか最低でも6か月以上かけて、合格を目指す試験だからです。

 

初学者の方が2か月で合格を目指すのは、緊急避難的なものです。悩むな、先に進め!