前回『中学生母子が知っておくべき令和の大学受験事情① 【新高1編】』中学生の時は、簡単にやれ旧帝大だやれ医学部だやれ早慶上理ICUだやれ国公立大学だやれMARCHだっと簡単に言うが、実際に高校に入り、高二ぐらいになると、中学〜…リンクameblo.jp

の続きです。


前回では

今時の中・高生のスタンダードな個別指導塾・個別指導予備校が高い!

ジャージばかり着てた女子中学生がJKになると、やたら身支度に時間がかかって勉強時間が削れる

という話しをしました。


今回の話しのメインは

もうちょっと安い塾や予備校はないのか?

というお話です。


結論からいうとあります!

それは、

①東進衛星予備校

②河合塾マナビス

③代ゼミサテライト

④アプリで観る映像授業(例:スタサプやあおいゼミ等)

という感じになれます。


あとは個別指導塾を国公立大ではなく、私大文系や私大理系にすると、科目が減る分ちょっと安くなりますがね。


①〜④は映像授業がメインということになります。映像授業ということは基本的に一流講師による分かりやすい授業ということになります。


有名なのは、関先生の神授業で有名なスタサプとか

林修先生の東進の授業

なんかは予備校に全然詳しくないお母さん方でも知ってることでしょう。


私も何度か見たことありますが、どちらも本当に分かりやすい授業です。が、この予備校の一流講師の方々の授業って、うますぎるが故に、聞いてるだけで見てるだけで偏差値が10ぐらい上がったように錯覚してしまうくらいうまい過ぎるのですよ。ある意味イリュージョンなんですよ。


こうした予備校講師の授業を一度見たり聞いたりした方なら分かるんですが、後に大学生になって大学の講義がめちゃくちゃ下手くそに感じるほど、うまずぎるんです。そうであるが故に、大学が物足りなく感じちゃう元凶になりがちなんですよね。考えてみると、この授業に対するスタンスが予備校講師と大学の先生達とは大きく違うのですよ。


予備校講師の生業は授業をやることこれがメインです。が、大学の先生方は論文を書くことがメインであって、大学で講義することはあくまでもサブでしかないのですよ。ゆえに、大学生になるとどうしてもこの予備校講師によるイリュージョン授業と、大学の先生によるあくまでもサブ的な低クオリティな授業とを比較しがちになり、この授業に対するスタンスの違いがより鮮明に出ちゃうんですよ。これが予備校講師の授業の最大の弊害です。


話しが脱線しましたので、再び予備校の話しに戻します。先ほど、こうした映像授業がメインの予備校は安いと言いました。が、ぶっちゃけお母さん方はあまり予備校が安いとは言わないんですよね。

例えば、埼玉県では有名なスーパーベルクでモヤシが一袋17円で売ってます。が、他方いなげやではモヤシが一袋33円で売ってます。これを比較すると、お母さん方はベルクは安い!って言うんですよね。


が、武田塾なり四谷学院なりのライブな個別指導で月々12〜15万の授業、かたや東進なり河合塾なりの映像授業で月々8〜12万の授業、スタサプなりあおいゼミなりの動画授業で月々2〜3万程度の授業とを比較すると、何故かスタサプなどの動画授業が安いという感覚にはなりにくいんですわ、これが。さしずめこのスタサプなどの動画授業はフリーズドライなもやしです。つまりカップヌードルに入ってるもやしですよ。このモヤシとベルクの17円のもやしを比較するようなもんで、同じもやしでも満足度がちと違いすぎるんですよね。確かに値段こそ安いのかも知れませんがね。


結局、世の主婦たちがこの授業・指導として比較するのはついつい高校同士の比較になりがち。公立高校+予備校代と、私立高校特進コースでノー予備校との学費の比較にね。

(※ここでは例えば浦高や大宮高のようなトップ公立高校は対象外です。)

ついつい母親は中学生までに通っていた塾が懐かしく見えがちになるんですよ。予備校ほど高くはないし、生授業だし。が、こちらは動画や映像授業。

やっぱり生がいい!

てね(笑)