宅建、行政書士有資格者のヒロシが、調子に乗って司法書士試験合格を目論むブログ。 -5ページ目

大衆心理を読み切った小泉自民党。

今回は雑談です。ご存知の通り、今回の衆院選は自民党の圧勝に終わりました。小泉さんは本当に「大衆」というものを理解している人だと思います。誤解を恐れずに言えば、大衆とはその雰囲気に流されやすく、大して深い考えを持たない人達の事です。流石にテレビでは誰もこんなことは言いませんが、選挙に携わった人達は全員わかっていることでしょう。

ひとつ例え話をしますと、ここに一人法律のことなら何でも聞いてくれ、という法律の専門家がいたとします。彼は法律に関わる判断にはポリシーを持っており、意見がブレることもなければ、判断をあやまることもそうありません。そんな人間が、喉が渇いたから冷たいコーヒーでも飲みたいなぁ、と思って、自販機を目の前にします。すると、二種類のコーヒーがあって、かたややたらと宣伝しまくっているコーヒー、もうひとつは知ってはいるがいまひとつ地味な感じがするコーヒーがあります。ちなみにどちらも今まで飲んだことはないので味は分かりません。こうした場合、いくら普段彼が賢かろうと、大した考えもなく宣伝しまくっている方のコーヒーを選んでしまうのではないでしょうか。
つまり、何が言いたいかというと、法律に関する問題に関しては、専門家としての能力を十分に発揮する人間でも、普段あまり関心のないことやどうでもいいことに面した場合、とたんに「大衆」になってしまう可能性がある、ということです。こういったところに私は「大衆」というものに対する信頼のおけなさがある、と思っています。

今回の衆院選の場合、果たしてどれだけの有権者が、きちんと政策を吟味して投票したでしょうか。私は「郵政民営化に賛成か否か」という分かりやすいテーマをぶち上げただけで、投票率も上がり、しかも自民党の圧倒的な勝利を招く、という日本人の国民性に一抹の不安を感じます。


独学 宅建 & 行政書士 一発W合格への道。

来年の司法書士試験の商法は新会社法で出題。

平成18年度司法書士試験についてのお知らせ

いよいよ法務省から正式な発表がありました。実は私、商法を昨日から勉強しだしたところだったんですよ(笑) そういう意味ではこの時期に正式な発表を聞けたのはラッキーとも言えますが、こうなると問題なのが、テキスト、過去問をどうするか、です。テキストは今のところ、デュープロセスの著者でもある竹下氏の「新会社法対策ノート」を使用し、過去問集はしばらく発売されないでしょうから、新・会社法旧新対照条文でも買って、過去問集の解説部分の引用条文をこの本を参照しながら書き直す、ということになるでしょうか。ただ、その場合、問題の肢の正誤をひとつひとつ自分自身で吟味し直さなければならなくなりますが・・・。ところで、こういった新旧対照条文集は数あれど、著者の相澤氏は立案担当者でもあるので、上記の本が一番信用がおけるかと思います。

まあ、ともあれ、早めに正式発表があって良かったです。明日、早速「新会社法対策ノート」が近所の本屋さんにないか見に行って来ますが、取り寄せになる場合は、届くまで、かなりやり残した民法・不登法の復習に専念したいと思います。では。


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古き良き昭和時代の問題。

このところ、集中的に司法書士試験の択一過去問を解いていましたが、私が法律系の択一過去問を勉強するのは、宅建、行政書士に続いて司法書士試験が3つめです。で、これらを通して、どの試験にも共通して感じることがあります。それはなにかというと、平成も二桁に入った年ぐらいから、問題が長文化し、論点がより細かくなっているということです。まあ、一言で言えば、難化している、ということです。
そこへ行くと、昭和の問題などは問題文や各肢の文量も少ないのですが、だからと言って、めちゃめちゃ簡単という訳ではありません。出題元も決してマイナーな判例とかではなく、思いっきりメジャーな条文からの出題だったりするのですが、表層的な理解だけに留まっていると見事に外す様に作られています。はっきり言っていい問題です。外しても、こりゃ自分の理解が浅かった、と素直に反省することが出来ます。また、その過去問を理解することによって基本的な理解、そして応用力も高まります。そんな訳で私はどちらかというと昭和の問題、少なくとも平成10年以前くらいの問題の方が好きです。まあ、好きと言うか、学力をアップさせようと思ったら、そちらの方が実際に役に立つと思うのです。
一方、最近の問題はそもそもそんなマイナーな判例知らないよ、とか、そんな枝葉末節の部分で引っかけさせるか? といった様な非常に論点の狭い問題が多い様な気がします。そういった問題は理解したところであまり応用が利きません。その一方で、逆にあれもこれも全部知ってなければならない、といった様な総合問題が1問に凝縮されている様な問題も多く、これはこれで、学習途中の受験生にとってはハードルが高過ぎて、あまり参考にならなかったりもします。

まあ、年々受験生のレベルも高くなって、簡単な問題ではみんなすぐに正解してしまう、ということもあるのでしょうが、それならそれでいいんじゃないですかね? ですが、昭和時代のよく出来た問題の様に一つの肢にも魂を込めて作成すれば、基本的な理解のない人はまずふるいに掛けられますし、変に難しくしようとすればするほど、実務家登用試験という本質から離れていってしまうような気がします。現に最近の司法書士試験の問題には判例と学説の対立点を問うようなものがありますが、これらの知識は本当に実務家にとって必要な知識なのでしょうか? 試験委員の方には、小手先でかわす様な問題や、小難しい学説問題で受験生を煙に巻くのではなく、一見簡単そうだが、深い理解がないとなかなか正解しない、といった中身の濃い問題を作って欲しいと思います。その方が、かえって、物事の本質をすぐに見抜き、またどんなシチュエーションにも柔軟性を持って対応出来る様な素質を持つ合格者をより多く獲得出来ると思うのですが・・・。


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短い10ヶ月。

9月5日ですか・・・。残念ながら、未だ商法には手を付けていません(笑) と言うのも、商法の勉強を始める前にどうしても、民法・不登法の択一の復習をしておきたい、と思い、過去問、テキストを見ているのですが、それがなかなか終わらないからです。今はデュープロセス民・不1、2を読み終わり、過去問は民法の上下と不登法の上を半分ぐらいやったところです。今のところ、デューの民・不3と不登法(上)の残り半分と(下)を10日ぐらいまでに終わらせる予定なんですが・・・。ただ、それが仮に終わらないとしても、流石に10日からは商法に手を付けようと思います。希望的観測としましては、商法は11月ぐらいまでに書式を含め一通り終えて、12月は民訴関連をやりながら、再び、民法の復習をしたいと思っています。・・・そんなに民法、間空けたらダメかな?

しっかし、2、3ヶ月前に一度やったきりの過去問って全然覚えてないもんですね。あれ~、正解肢どっちだろ? ぐらいならまだいいのですが、そもそもその分野をやった記憶が全くない問題が多数存在したりします(笑) 司法書士の試験は少なくとも過去問は完璧にしておく、というのが合格の最低ラインだと思うのですが、果たしてそこまでたどり着くかどうか・・・。それにしても、今までの人生で後10ヶ月、というのがこんなに切羽詰って感じたのは始めてのことです。

相変わらず受験生以外の人にとっては、なんのこっちゃ、という内容の日記でしたが・・・。では。


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8月の収支報告。

月一恒例の収支報告です。サイトを運営する唯一の楽しみ(笑)。


 
Google AdSense20.62ドル
(9月2日現在換算 約2,271円)
トラフィックゲート  753円
エーハチネット 10,825円
リンクシェア499円
計 14,348円


アドセンスによる収入は先月を下回ってしまいましたが、サイトを引っ越してからアクセス数がなかなか戻らないので、それを考えるとまあこんな感じかな、と思います。単価自体は再び高くなりつつあるので、再びページランクがつくまでしばらくの我慢、といったところでしょうか。

トラフィックゲート は、がくんと下がりました。書籍の売り上げがゼロだったのは8月が始めてかもしれません。流石にこれから勉強を始める人もそう多くはないでしょうし、よくよく考えたら、これって季節商売なんですね(笑) もしかしたら、来年の春ごろまでこんな調子が続くのかもしれません。

エーハチネット は、ちょっとビックリの結果です。教材が売れました。私が独学で資格を取っている手前、それほど強力に教材をプッシュしている訳ではないのですが、やはり、市販本だけでは不安、という方は結構いらっしゃるようです。しかし、これも今月が最後でしょうね(笑)

リンクシェアは、私がアップルのマイティ・マウスを買ったので、その収入がほとんどですね(笑)


どこかに書いてあったのですが、アフィリエイトをやっているサイトの9割が月に1万円以上の収入がないそうです。にも関わらず、なぜこれだけアフィリエイトが流行っているか? それは、ターゲットユーザーが、アフィリエイト紹介サイトを訪れるビジターではなく、アフィリエイトサイト管理人だからである、と言うのです。
私はこれを見て、思わずなるほど! と膝を叩きました(笑) 確かに私なんかも、バックがあるのをいいことに参考書類は、ほとんど自分のサイトのアフィリエイト経由で買っていますが(ちなみにこれは違反行為ではありません)、そうやって私自身が立派な客になっている訳です(笑) いや~、なんと巧妙な・・・。ま、別にいいですけどね。

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計画通りにはいかないもの・・・。

24日の日記に、今月中に不登法の択一の復習まで済ませたい、と書きましたが、現状は択一式過去問集 民法(下)(平成16年度版)司法書士を大体やり終えたぐらいです。まあ、ほとんど無理だとは思ってましたが、これから民・不のテキスト2冊と不登法の過去問2冊やるのにどれだけ時間がかかるんでしょうね? ・・・やれやれ。

ま、それはそれとして、商法はいきなり過去問から勉強しようと思ってます。実はテキストは3月頃に1度読んでまして(な~んにも頭に残ってませんが(笑))、また1から読むよりは、過去問解きながら、テキストを拾い読みした方が効率がいいかな、なんて思っています。で、過去問集としては、択一式過去問集 商法(平成16年度版 4)司法書士を使おうと思っているのですが、いかんせん出版が去年の11月。2ヶ月待てば今年度版も出そうな感じがするんですが、そこまで待てないんですよね。ダメモトでヤフーオークションで検索してみましたが、平成13年度とか、そんなのばっかりです。それにしても平成13年度版なんて、もはや別の商法ですよ・・・。

そんな訳で、計画がずるずると先延ばしされて、ちょっと嫌な感じの今日この頃です。では。


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勉強に疲れた時の気分転換。

試験勉強に疲れた時、飽きた時に何をして気分転換をするか、という話なんですが、勉強の中での気分転換であれば、行政書士試験であれば、法令の後に漢字の書き取りをしたり、とあまり深く考えずに手を動かす作業をするのが気分転換になりますね。宅建は・・・あまりないかな? 敢えて言えば、制限法令で煮詰まり過ぎない様に気をつける、ぐらいのことでしょうか。ところで、今現在私は司法書士試験の勉強をしている訳ですが、今のところ、そういった手段がとれないのが辛いです・・・。何しろ、基本的にはまだ民法、不登法しかやってませんからね。不登法やっては民法を思い出し、民法の、特に担保物件などをやると不登法の書式などが思い出され、心休まる暇がありません(笑)

で、勉強を離れて何をするか、と言えば、私は以前寝る前に必ず本を読んでいたのですが、流石にこれは止めました(笑) やっぱり、ずっと字面ばっかり追いかけてるのは良くないです。これをやると自然とその分、勉強時間を削ってしまうんですよ。そんな訳で字を読む気力があるときは、なるべく勉強するように心がけてます。
じゃあ、一体何をするかと言えば、ずばり筋トレです。頭がボ-ッとしてきた時に、ゆっくりと負荷をかけながら腕立て伏せ等をやると、20回もやれば相当息が上がりますが、頭はすっきりします。まあ、体操でもいいんですけど、筋トレの方が、あまり体を動かさずに短時間で出来るので(笑)、すぐに気分転換が出来て個人的には好きです。腕立ては一番きつい部類ですが、もも上げ運動や、背筋を鍛える為にうつぶせになって、スカイダイビングの要領でひじ、ひざが地面から離れるようにする運動など色々あるので、1ヶ所ばっかりに筋肉がついたりとかしないので、オススメです。

まあ、他にもあるのですが、機会があれば(ネタに困った時に(笑))、書きたいと思います。しかし結局、散歩や体操、筋トレなど、体を動かすのが一番の気分転換でしょうね。

独学 宅建 & 行政書士 一発W合格への道。

9月以降の計画。

司法書士デュープロセス民事訴訟法・民事執行法・民事保全法第3版も読み終え、現在は、民法、不登法の第2ラウンド中です。具体的には、テキストは司法書士デュープロセス民法・不動産登記法(1)第4版を読み終え、過去問集は択一過去問集 民法(上)(平成16年度版)司法書士をやり終えたところです。実は今月中に、デュープロセス民法・不動産登記法(2)、(3)を読んで、過去問は民法(下)、不動産登記法(上)(下)をやり終えたいと思っているのですが、流石に無理がありそう・・・。

しかし、商法はほんとに嫌になりますね。なんでも公認会計士試験と、司法試験は新法で出題する、というお達しが出ているらしいので、どうも新法での出題の可能性が高まって来たなぁ、と思うのですが、過去問を新法に引き直した過去問集の発売などは相当先でしょうから、とりあえず、現段階では、旧法を勉強しようと思います。もちろん、新法での出題が決まった暁には旧法は無駄な知識どころか、混乱の原因にもなりかねませんが、時期も時期ですし、過去問がどの様なレベルにあるのかも知っておかねばなりません。商法・商業登記法は9月から3ヶ月間ぐらい、民法・不登法を復習しながらやるつもりです。出来れば、有限会社の勉強を始める前までに大勢が判明すればいいのですが・・・。では。

独学 宅建 & 行政書士 一発W合格への道。

スキン変更。

どうでもいいことですが、スキンを変更してみました。どうしても性格上、暗いトーンのものが好きなんですよね(笑) ただ、このデザイン、正直ちょっと微妙・・・。トップの写真はとても気に入ったのですが、蛍光がかったグリーンの文字と記事のバックだけ、思いっきり白、というのはどうなんでしょう。まあ、変えられなくもないのですが、やりだすとつい1時間も2時間もやってしまうので、止めておきます。それより、今までより本文部分がせまくなって、読みづらくなっているのが一番の問題かもしれません。

・・・今日はほんとに余談の余談、ということで。では。

独学 宅建 & 行政書士 一発W合格への道。

今年、行政書士試験受験予定の皆さんへ向けて改めてアドバイス。

行政書士試験まで後2ヶ月ぐらいですね。そろそろ追い込みのスタートといった時期でしょうか。読者になってくださった方の中で数名の方は今年行政書士試験を受験される方もいらっしゃる様なので、本サイト「独学 宅建 & 行政書士 一発W合格への道。」の記述と被る部分もあるとは思いますが、改めて受験生の方へ向けてアドバイスなどをしてみたいと思います。

やはり一番シャレにならないのが、一般教養の足切りで不合格になることだと思います。昨年の私の成績は、一般教養は20点でした。つまり20問中10問正解、一般教養は5割未満で足切りですから、ホントにギリギリだった訳です。実は数学で答えを分かっていながらマークミスしたものがあったのですが、幸い全く答えが分からなくて適当にマークしたもう1問の数学がまぐれ当たりして、なんとか難を逃れました(笑)
まあ、そんな訳で一般教養はもうことごとく外す、と思っていた方が無難です。この中で、一番確実に得点を狙えるのが、漢字と数学です。漢字2問、数学2問のたった計4問の出題ですが、逆にこれを全部正解すれば後は残りの16問中6問の正解で、少なくとも一般教養での足切りは逃れることが出来る訳です。(もっとも去年の私は数学1問外している訳ですが) 国語の文章読解も取っておきたいところですが、最近の出題はこれ以外考えられないという正解肢の問題が少ないので、それほど確実性はない、と思っておいた方がいいと思います。
とにかく、漢字、数学で最低3問は正解しないと足切りに遭う、と覚悟して、漢字と数学は手を抜かず勉強した方がいいです。去年はほんとに、一般教養9問しか取れなくて、不合格だった人がいっぱいいたんですから・・・。

法令に関しては奇をてらわず地道にやればOKです。法令で6割取れなかったら、それは素直に勉強不足を認めるよりしょうがありません。ところで、合格を考えれば、一般教養の得点が5割丁度でもカバー出来るよう、7~8割正解しておきたいところです。

ま、そんな感じでしょうか。大体書いてあることは同じですが、詳細をお知りになりたい方は「独学 宅建 & 行政書士 一発W合格への道。」をご覧下さい。では。