本当はディズニーランドでみたショーの感想を書こうと思っていたけど、17年飼ってた愛犬が息を引き取ってしまいそんなテンションではなくなってしまった。




このままでは「プルートが可愛かったです。まあうちの犬はもういないんですが...」とクソ根暗ブログになってしまうこと必至である。

 


「どん底にいる時はもっと掘れ」とどこぞの国のことわざにもあったような気がする。



ここはこの悲しみのエネルギーを利用しようじゃないか。



そんなわけで今回は「飼い犬が死んだ後に絶対見たくない映画ベスト3」を勝手に紹介する。なんだか我ながらエネルギーの使い方を間違えているような気がするが、お風呂の中で思い浮かんだのだからしょうがない。


※映画のネタバレは書かない方針の本ブログ、今回はテーマがテーマだけに普通にネタバレを書いてしまう。見たい映画や気になる映画があったら薄目で飛ばしてくだせえ。また、犬が死ぬ映画とは限らない。



はい、第3位。


犬が可愛すぎてつらい

「アーティスト」(2011)



時は1927年のハリウッド。

サイレント映画のスター俳優・ジョージ(画像左)が若手俳優・ペピー(右)にいろいろアドバイスをしたりして良い雰囲気になっていたら、世間のブームが無声映画から有声映画へ。ペピーがどんどん売れていく一方でジョージの人気がなくなっていき中々に気まずい、というお話である。


2011年の映画であえてモノクロ・無声映画を作るという面白い作品なのだが、その辺の面白さがかすむくらい犬がカワイイ。


画質が汚ねえ


画像の右下で堂々とお座りしている名犬「アギー」。

ご主人のジョージが大好きで、画面内をコロコロと駆け回り、絶望して死のうとするジョージに対して必死で吠えかかり、こりゃやべえと思ったら全力で助けをを呼びに外を駆けめぐる。


もう眩しいくらいの忠犬アギ公なのである。


こんなものを見たら我が愛犬の若かりし頃を(三割増くらい補正がかかった状態で)思い出して泣いてしまうかもしれない。絶対に見てはいけない。



続いて第2位。

もう見るからにアカン

「いぬのえいが」(2005)


「犬の映画を作ろう」という企画会議の中でタイトル決定にどれだけの時間をかけたのか是非とも教えて欲しい「いぬのえいが」。


オムニバス形式の映画でコメディ要素もあるのだが、もちろん悲しい別れを描いた短編もある。


シチュエーションがまたリアルなんだよな...


愛犬が危篤状態であることを学校で知らされた女子高生が、愛犬との日々を思い出しながら必死で家に帰る話とか。絶妙にありそうなシチュエーションがつらすぎる。


かつて犬を飼っていたすべての人間に対し、短編のどれかがぶっ刺さるようにできている。これは今見たら精神ヤムヤムしてしまうかもしれない。というか今後も一生見れない気がする。


第1位

監督を呼べ

アイ・アム・レジェンド(2007)


考えうる限り最悪のシチュエーションで犬が死ぬ映画である。どうしてそんなことするんですか?


人類が姿を消した街でただ1人生きているウィルスミスが、相棒(犬)と共にサバイバル生活を送っている日常シーンが結構な時間をかけて流される。そいで「孤独な街で支え合ういいコンビだね」と視聴者が思い始めたあたりで、相棒たる犬がすごく嫌なシチュエーションで死ぬ。


どうしてそんなことするんですか?(2回目)


愛犬が亡くなったとかそんなの関係なく二度と見れない作品だと思う。ツライ。


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いかがでしたか?

クソまとめ記事みたいな締めをしてしまったが本当に今回の内容はいかがなものだろうか。読み返すとひたすらネガティブなことを書いている。


あくまで「飼い犬が死んだ後に見たくない」作品なのであって、「クソ映画」というわけではないですからね。「映画見るぞ〜」って気持ちで見たら名作ですからね。まあアイアムレジェンドは好きではないが。


僕の飼い犬を失ったダメージは予想以上に大きく、金曜ロードショーでやってた「モンスターズインク」のサリーに犬の面影を見て泣きそうになるという重症っぷりである。

毛が生えてるから犬判定


この悲しみは時間で埋めるしかない。ひたすら映画でも見て、時間が過ぎるのを待とうと思う。


人が雑に死ぬ映画を見るとちょっと安心するので、同じ思いを抱える人におすすめである。

「ウィリーズワンダーランド」とか良い。



※呪われた遊戯施設で黙々と清掃の仕事をするニコラスケイジ(最強)が、迫りくる殺人キャラクターたちを可哀想なくらいボコボコにして粗大ゴミにして捨てるという楽しい映画。ニコラスケイジ以外の愚かな人間は普通に死ぬぞ。わーい楽しーー!!



良い感じの痛快映画あったら教えてください。