今年の全米プロは
サンフランシスコで開催だから
本来なら大ギャラリーだったコトでしょう

ヤッパしメジャーは見ていてオモシロイ
試合数が激減してるけど
世界のトップはそんな中でも
身も心も技術もスゴイのね

スゴイと言えばコリンくん
ツアー3勝目がメジャーという元アマチュア世界ナンバーワンの
ゴルフエリートな23歳は苗字と175センチらしい身長は
ジャパネスクだけど根っからのアメリカン
でもまあゴルフは飛距離でも人種でも体格でも無くって
レンシューとセンスというコトね

デシャンボーといいJDといいキャメロンといい
いろんな役者がいるけれど
そのスゴイ選手達を苦しめていたカモしれないのは
いかにもサンフランシスコらしいお天気と
メッチャ速いワケでは無いけれど
ゼツミョーなグリーンとか

いつの時期でも
半袖短パンもいればコートを着てるヒトもいる
サンフランシスコは
ニッポンジン的には年中ウインドブレーカーチックな
アウターは必須でね
昼と夜の寒暖差が大きいのはモチのロン
昼間でもアッと言う間に5度10度上がったり下がったりするから
タイヘンね

サンフランシスコはニッポンでいえば緯度的には福島県あたりでね
冬は10度くらい夏は20度くらいで雨はあんまし降らない
涼しめな温暖で乾燥タイプの気候が住みやすいと
アメリカンに人気デス

南や西にチョイッと行けば砂漠チックなお天気になっちゃうからね
ドッチが好きかは人それぞれで
ロサンゼルス界隈とは
日差しも陽気も住んでるヒトのフンイキも
かなり違う感じデス

そういうところのハーディングパークは
街から近くて便利ナンだけどソレだけにちっとも予約が取れないからね
なかなか行く機会がアリマシェン
チェッ(>_<)

そのグリーンはベント芝というコトになっているんだけど
テレビ画面でも結構なマダラ模様に見えたりして
パブリックだからメンテがイマイチか
なんて思ったりしてね

初日2日目はアナウンサーからレッスン番組みたいにプロプロと呼ばれ
3日目と最終日はごくごくフツーにさんづけで呼ばれてた
解説のオリンピック監督は
グリーンは資料にベントとあります
というアナウンサーに
グリーンの芝がポアナだから云々とたびたび言ってました

カリフォルニア通だからでしょうか
ポアナはドッチに曲がるか読めないからムツカシイ
といったようなコトなのカモね

芝の種類にはイロイロとありまして
全英オープンならやたらフェスキューが
なんて言ったりしてね

ゴルフ場のグリーンは高麗とか洋芝とかベントとか言いまして
フェアウェイやラフは野芝でグリーンがベントとかの和洋折衷で
北海道とかアメリカなんかだと全部洋芝とか

もっとも芝の場合は和洋で分けるワケぢゃあ無くってね
暖かい所用と寒い所用に分けられてマス

気温で言えば25度以上に合ってるよというタイプと
25度以下ぢゃあ無いと枯れちゃうよってなタイプね

わが国の夏は高温多湿
最近は梅雨が無いと言われてる北海道でも
大雨が降ったり熱帯魚が捕れたりと温暖化ナンでしょうか
断然夏タイプの芝が育ちやすいから
暑さに弱い洋芝は夏を越すのが超ムズで
我が家のグリーンも毎年夏枯れしてゼツメツ危機に

もっとも夏に強いコーライくんは冬はトンと元気が無くなって
枯れちゃうんだけど
ナナナント寒くなるとクマやリスみたいに冬眠しちゃいます

そのおかげで春先からはドンドンと新芽が青くなっていく
みたいなコトで
春の選抜大会の時の甲子園球場の芝が日ごとに色づいていく
のとおんなじね

コーライは茎が太くて硬いというかシッカリとしているからね
柔らかい洋芝のフェアウェイに比べるとボールが浮いて
軽くティアップしている感じだから
ボールが沈んでしまう洋芝に比べるとダンゼン打ちやすい
と言われてたりしてね
そういう芝に慣れてると洋芝に手こずって
特にラフだとタイヘンで
パワーや経験の少ないニッポンジンプレーヤーには
ツライという説も

ニッポンのゴルフ場のグリーンの多くは今や
通称ベントグリーンと呼ばれる洋芝ね

実際はいろんな品種改良でホントは違う種類の芝ナンだけど
ベントが一般的な呼び名になったのカモね

んで
グリーンに使われる芝というコトで
世の中いろんな種類があるワケね

グリーンと言えばベントというベント芝は
クリーピング・ベントグラスなんて呼ばれる寒い土地用の芝でして
略してベント
最近多いペンクロスもベントの一種でね
ニッポンの暑い夏をどうやって越すかが日本中のグリーンキーパーさん達の腕の見せどころ
今ではその技術力はスンバラシイ

ほかにも寒さに強いタイプがありまして
フェスキューだとかケンタッキーブルーグラスとか

バミューダなんてオヤジ用短パンのような名前の芝もあるけれど
バミューダトライアングルという
魔のバミューダ三角海域はフロリダの南にありまして
突然飛行機が消えるなんてオソロシイ場所は
亜熱帯
その名前のついた芝は夏用で
ティフトンもおんなじ夏用で
フロリダやテキサスあたりのゴルフ場なんかに多いカモ

んじゃあ
ポアナはなぁに
ってなコトでして実は
ナント日本名がありまして
スズメノカタビラと申します

コレがナニモノかというのはチョイッとビミョーでね
わが国では雑草扱いでキラワレモノ
ベントグリーンに生えてしまうと
短く刈り込んでもヘッチャラで取り除くのが超ムズい
厄介な雑草
ってなコトね

その辺の道ばたやアナタやアタシの庭にもキット生えている
見れば
あぁコレか
というニッポン全国ドコにでも生えてる
超一般的な雑草ね

なのでニッポンではまず種は売っていないハズ
というかそんな雑草のタネを買うヒトがいないだろうけど
アメリカではナゼかコレを芝として扱ったりして

ポアナというのはアメリカンな呼び名でして
本名はアニュアル・グリーングラスという雑草にして芝草の
暑さに弱く寒さに強いタイプです

ナンでポアナって言うのかはよくワカンナいけれど
生物学でいう属がポア属だからカモ

アメリカじゃ公園はモチのロン
ゴルフ場でもグリーンに使うことがマアマアありまして
ある程度気候が安定していると1年中ソレなりに生えるから
安いし管理がしやすいみたいなね

カリフォルニアとかは気候が合うんでしょうか
ドッチかというとポアナを芝として積極的に使ったりしてる
なんてウワサも

んで
大体はポアナとベントとかを混ぜて使うコトがあったり
最初から混ざっていたり
勝手にポアナが生えて増えたりして結局は混合タイプのグリーンに
なったりしてね

純正とか純血とか単一品種とかが喜ばれる
わが国や名門コースは
こういうミックスは嫌われたり
雑草撲滅の対象になったりしてね

きっとモンクを言うメンバーさんも多いんでしょう
見てくれもワルいしね

んで
混合タイプのヤヤコシイところは
芽や茎の太さとか硬さとかが違ったり
成長スピードが違ったりと
芝の種類によって速さとか目の強さとかが違うコトがありまして
そのタメに
ボールの勢いの弱いショートパットだと
アレレレレ~
読みと違う動きになったりしてね

なので
ポアナだから読みにくいとか読めない
というよりも
ベントの曲がり具合や速さだけを読んでしまうと
ソレはアナタ
ポアナの部分を読んでいないジャン
みたいなね

カップをワザとベントとポアナの両方を通るようなラインを想定して
切ってると
ソレに引っかかるヤカラもいたりしてね

逆にポアナのコロニーには引っかからないラインだと
素直に転がって狙い通りにカップイン

ニッポンでは嫌われたりゴルフ場の評価に関わる
マダラ模様のグリーンは
ラインもビミョーにゼツミョーに切れたり切れなかったりすると
そりゃあメンバーさんから
もっとチャンとメンテしろよ
なんてクレームになったりしてね

そんなこんなでミックスなグリーンは
グリーンコンディションとかメンテとかアレやコレ
奥の深~い所もありまして
もっともコレがフェアなセッティングか
というコトもあったりなかったり

たいていはマダラ模様のグリーンが多い欧米のゴルフ場
そんなのは当たり前
ソレよりもピッチマークやスパイク跡が多い方が
いかがなモノか
みたいなね

えっ

マダラ模様のグリーンでよくプレーする

ソレは
ただ
枯れてるだけぢゃあ
ないかい

ソレよりも
ボールマークは
キチンと治そうね
