今さら明けまして、というわけにも行きませんが、ようやくブログに着手しました。
去年は頑張ろうとしつつも失速。そのまま年を越してしまいました。
また今年もぼちぼち、ゆるゆると、昆布ジャムやお料理のこと、を書きながら、の世の中ウォッチングをして、ブログを続けていこうと思いますので、よろしくと願いいたします。
というところで、1月17日は阪神淡路大震災が起こった日ですね。
27年前の1月17日、朝5時46分はまだ暗かったですね。
広島の西側の我が家でもどん!と突き上げ、やがて小さく、そして大きくぐらぐらぐら、っとゆれました。右隣に寝ている赤ん坊に手をあて、これ以上続いたら起きよう、と、思って身構えたら、左隣に寝ていた夫が目を閉じたまま「遠い、遠いよ」と言い、確かに地震はすぅーっと鎮まりました。
夜が明けて次々にテレビに写し出される光景に驚きました。いったい何が起こったのか。
明け方の街を毛布を体に巻いて肩を寄せあって歩いていた人の姿を思い出します。
助かって、それから、この寒さのなか一週間を生き延びるのがどれ程大変だったことでしょう。
ニュースに写し出される様々なことを見ながら驚いたのは水を受け取りに行く人たちの穏やかな関西弁のおしゃべりでした。インタビューに答える一般の人の大変なことを大変に言ってもそう聞こえない関西の言葉や話術の凄さに心を揺さぶられました。
私は危機意識が薄いと言われる地域の住人で正直備えは万全とは言えないので気を付けようと思っていますが、備蓄はもちろん大切、それは当然とした上で、危機的状況を生き延びるには、生きるための生活技術や知恵や、体力気力、ユーモアやストレスに耐える総合力が人間には大切なのだ、と、思ったのでした。
今時の言い方ではライフハックと言うのでしょうか、生活の知恵みたいなものや技術も昔のやり方でも役立つもの、考え方なども、今年はすこしは書いていけたらいいのかも、とおもいました。
あと、以前、困難なときにはストレスで大量のビタミンCを使うから、避難グッズには是非ビタミンCをいれておくといい、お医者さんがアドバイスされていたので、それににしたがっています。
亡くなった方々のご冥福を祈り、生き延びた人々に敬意を込めて。
日々大切に、丁寧に生きていきたいと思います。
