オリンピックと感染拡大は関係ない、と、言うけれど。 | 昆布ジャム YokotaNoo konbu ( Peace@table)

昆布ジャム YokotaNoo konbu ( Peace@table)

(一社)日本昆布協会 2015年度昆布大使山中陽子が北海道のおいしい昆布で昆布のジャムを作りました。

オリンピックもやってるしー、と言うのは遊ぶ口実、外出のいいわけにしてる、ってところ、ホントはあるよね?

コロナのこと考えるとみんなで集まって大騒ぎとか、大勢で会食とか旅行とかマズイなーとわかってるけど、まあ、政府だってオリンピックしたじゃないか、と、いってみると、そうだそうだ!首相だって安心安全を徹底してます、って言ってるから僕らも安全に呑んでます、でいいんじゃね?だって、お店とかものすごい努力してるよ、って。人生かかってるのはアスリートだけじゃないでしょ?って。

だから、最初から言ってるけど、オリンピック開きたいなら政府は何をすべきだったのか?ですよ。

復興五輪とかぶちあげちゃったけど、とにかく招致して開く、ことになった。コロナもあるけど今さらやめられない、なら、正直になるのが一番だったのではないかと思う。まあ、利権のため、と言う部分は良くわからないので置いといて、少なくともオリンピックはは開きます、と言う姿勢は早いうちにきちんと表明しておくべきだったと思う。

オリンピックは一年延長して開きます。

復興の証しにしたかったし、コロナを吹き飛ばす原動力になればいいとは思ってました、でもそういうストーリーは正直語るには時期尚早で、まだまだ楽観はできません。それは深く反省するところです。しかしながら、次回オリンピックを開催は、TOKYOでと世界の皆さんにお約束しました。言いにくいことですが、違約金とか、既につぎ込んでる税金とかお金の問題も大きいです。何より四年に一度、世界の平和と人類の発展を目指す祭典を開く名誉と責任を感じています。また、東京としても国としても、オリンピックを開くことの経済効果、開催後のインバウンドをはじめとして、世界にTOKYOをみてもらうこと、日本をみてもらうことの効果は計り知れないと思っております。今、この困難なときに当たりあえて開催するには細心の注意と国民の理解をお願いしたい・・・と。

アンダーコントロールの嘘で引っ張ってきたのではあるけれど、オリンピックは大切なものでその精神を尊重して開くのであれば、少しは言葉に重みも出ると言うものかも。


バブル方式とか水際対策とか、ほころびが出て国民も緩んでの今、だけど、とにかくやるんだ、感染拡大も防ぐんだ、となるとオリンピックと国民生活をきっちり分ける、オリンピック期間は外出禁止、国民活動停止、夏休みとって家で待機!海外からの皆さんをおもてなしするところだけ開いて良し、みたいにするしかなかったのでは?と思う。
国民におためごかしでなく、あれは特別!とくべつ!開催国の住民は選手や役員をOMOTENSHIする側で、楽しませてあげるのはいいけど、楽しむのは競技の放送をテレビでみるの!とはっきりいって、感染拡大するような行為は厳禁!と言うお触れを出す。少なくともそういう空気の醸成に注力する。そのためには正直に話す、のが必要だったのではと思う。


そして、おもてなしすることで国民に危害が及んではならないから危険に近づけてはならないのだ。モナコの国民はカジノで働いてもいいけどカジノのお客になるのは禁じられてる。カジノで立国するのはそういう現実に即したある意味冷徹な立法も必要なのが政治だと思う。

なんか、日本の政府って、そういうところ、詰めが甘いな、といつも思う。
憲法とか、現実の法制度の限界とかではないと思う。政治的思考、法的思考、政治哲学レベルの問題。

国民を危険にさらすのはそういう自分に都合のいいとこに目端が効いて、ファンタジーな都合の良いストーリーにポワワ~ンとしちゃう甘さがある、言ってる言葉は立派だけど坊っちゃんねーみたいな人たちが集まってる集団だと思うけど、これって、まさに近年の政府の姿ではないかと嫌な気持ちになる。

上がいい加減だと人心が乱れモラルが崩壊するのだ。安心安全と唱えるだけなら、それを逆手にとって安全にやってまーす!って言う人が増えても仕方ないよね。