今回の旅倶楽部で最も楽しみにしていたのが貴船神社と、貴船で川床に行くことでした。
遅くなりました、年に一度の旅倶楽部レポート、最後、貴船神社~川床の巻き、です。

鞍馬から再び電車にのって貴船まで戻り、駅からバスですぐに貴船口に到着です。
雨に降られることなく、カンカン照りでもなくほどよく明るく涼しく、渓流の空気が爽やかです。
山ではあるけれど鞍馬ほど山深くなく、観光客もちらほらと見え、バス停から坂道を上っていくのも山に登るというよりはそぞろ歩きの足取りです。
川沿いの山側にお料理、旅館の建物、川側に葦簾張りの天井が見え始めると避暑地の華やぎが感じられ否応なしに気分が高まります。

今回の我々は即断即決、たいへん手際がよく行動し、電車の乗り継ぎなどがとてもスムーズだったため、貴船にもお昼の予定時間より早く到着しました。
予約していたお店に聞いたら、お食事を早くしてくださるとのことになり、先にお食事してから貴船神社参拝することにしました。
実は部員誰も川床に行ったことがなく、行ったことのある部員のご主人や友人知人から情報を聞くばかりでどのお店がいいのか、何を食べればいいのか、迷うことしきり。
お高いばかりの観光地料理だったらどうしよう?とか、かなり疑心暗鬼。
だってけっこう良いお値段ですからねー。


事前にラインであれこれ相談して候補を絞った結果、最終的にはよくわからないけどここにしよう、と、決めたのがこの「きらく」というお店。
道路からお店に入り、建物を通り抜けて川に降りるのですが、通り抜けるときのお店の設えも雰囲気よく期待が高まります。
で、階段降りて入ったのがここ!

しっかりお腹も一杯になって、満足満足。
腹ごなしに貴船神社、奥の院まで行き、おりてきましたが、お昼過ぎてからはたいへんな人で、狭い道路を超絶テクニックでお店の送迎バスやタクシーがすれ違っていきます。
参拝する人にカップルが多いのは貴船神社が水の神さまであると共に縁結びの神様だからですね。
貴船神社を後にして、再び叡電出町柳まで戻り、そのまま糺の森から下鴨神社までお参りし、夕方には京都駅へ。
楽しい倶楽部活動もそろそろおしまい。
伊勢丹京都駅店でお土産を買い、再会を約束して解散です。
それぞれの家族が待つ場所に。
本当に、会えるということは幸せなことだと、毎年感じる一瞬です。
さて、「養生訓」を著した江戸時代の医師、貝原益軒は、学術書や教育書のほかに、たくさんの紀行文を残しています。
好奇心をもって旅をして、見聞きし、感じたことを思い返して文章にする。
色々と実際に歩いて見聞きし、口にして、体験するという非日常の刺激を受け、そのあとでその体験を思いだして整理をして、さらにそれ言葉にしてまとめる、という作業は非常に有効な認知症予防の手段なのだそうです。
貝原益軒も実に84才という、当時としてはたいへんな高齢で、しかも生涯現役で著述を続けています。
そして、認知症予防と言えば、これ、ヤミツキナッツです(笑)🎵
オメガ3とマグネシウムたっぷりのヤミツキナッツ、楽しかった旅を思い出しながらのお茶のお供に、召し上がっていただければ嬉しいです。
※ヤマサキ食品本店、いちばんだしヤマサキ八丁堀店での販売は終了いたしました。
※※通信販売はただいま工事中です