中部地方の家族の皆様、こんにちは。

中部地方最強の滝好き三人衆が一人、

司法のS本です。

 

年末年始、S本がしたことは、

「青春18きっぷハーフマラソン」です。

「青春18きっぷハーフマラソン」とは何ぞやと思った方は、昨年、素敵な初コメントをいただき大変好評だった「青春18きっぷマラソン」の記事で詳細を知ることができますので、ご覧になっていただけますと幸いです。要するに、それのハーフ版ですね。

 

 

今年は諸事情により(来月の投稿で明らかになるかもしれません)、3日分しか使うことができませんでしたが、その様子を以下で紹介していきます。

 

 1日目『東海道五十三次散歩【興津宿→由比宿】編』

 

東海道五十三次の興津宿→由比宿を散歩しました。ルートは、350ml.netの「東海道五十三次ルートマップ 東海道五十三次② 小田原宿〜興津宿」の由比宿→興津宿と、ウエスト・パブリッシング『歩いて旅する 東海道五十三次』52頁(山と溪谷社,2015)を参照しながら歩きました。

なお、薩埵峠展望台は土砂崩れによる舗装工事のため、アクセスできません(2023年12月現在)。とはいっても、迂回ルートが設定されていますので、興津宿→由比宿へは歩いて向かうことができました。

 

 

 

興津駅到着。海岸付近にある駅なだけあって磯の香りがする。

 

しばらく由比宿方面に歩くと、浦安橋が見えてきました。東海道本線と国道一号に挟まれながら橋を渡っている時は流石にテンションが上がりました。

 

浦安橋を渡ると、興津宿側の薩埵峠入口が見えてきます。入口がお墓に囲まれていて初見はビックリすると思います。

 

道中は木組みの階段が整備されているのでサクサク進むことができます。

 

あっという間に薩埵峠に到着です。展望台へは前述のように工事中で向かうことはできませんでしたので、興津宿側と由比宿側から見る富士山をお楽しみください。

 

【興津宿側】

興津宿側からは登ってきた自然豊かな薩埵峠に背を向ける形で駿河湾と富士山を望むことができます。

 

【由比宿側】

由比宿側からは夜景映えしそうな東海道本線と道路(国道1号、高速道路)に駿河湾と富士山を望むことができます。

 

S本は由比宿側から見る富士山が好きですね。また、道中こんな立札を見つけましたよ。なんだか既視感がありますね。

 

 

 

謎の四カ条を心の中で唱えながら歩いていたら、いつの間にか由比駅に到着していました。

 

由比は桜えびで有名な町のようです。なので、旅の締めは桜えび料理を食べに行きました。

 

由比駅から徒歩15分ほど歩いたところにある「ごはん屋さくら」さんで、生桜えび、釜揚げ桜えび、釜揚げしらすが丼一面に乗った三食丼をいただきました。S本が来店した時は提供しておりませんでしたが、タイミングが良ければ三食丼に生しらすも乗っけた四色丼もいただけるみたいですよ。まずは醤油をかけずにそのままいただいて、次に醤油を3回しかけていただきました。桜えびの触覚や足がチクチク口内に刺さりますが、それよりも旨味が勝っていて最高でした。

 

 

二日後...なんだか右足の親指が痛いな...

 

 

 2日目『長篠堰堤』

 

長篠堰堤を見に行きました。別名、新城ナイアガラの滝と言われているこの長篠堰堤、日本の三大美堰堤の一つみたいです。

ダムについては明るくないので、まさか中部地方にこんなスポットがあるとは思いませんでした。

周辺には宿泊施設に、釣り堀、天然鮎を食べられる食堂なんかもあり、レジャースポットとしても人気のようです。

 

 

 

 

以下、長篠堰堤までの往路復路で寄った場所のご紹介です。

 

【往路】

〈大海駅〉

間違えやすい駅名の代表として、青海駅と青梅駅が挙げられますが、大海駅も仲間に入れて欲しいです。

 

 

〈瀧神社〉

祭礼で手筒花火をやっておられるのですね。ここら周辺は手筒花火で有名と聞きますし、いつか見に行きたいですね。

 

 

〈鮎滝〉

残念ながら時期的に鮎の滝登りを見ることはできませんでしたが、滝の流れの緩やかさを見て納得の鮎に優しい滝だなと思いました。

 

【復路】

〈寒狭橋〉

橋の上から見る豊川と渓谷が美しいですね。

 

〈滝坂弁財尊天〉

簡素な鳥居?が特徴的ですね。国道257号線沿いに突然現れるので、車で向かうと初見はスルーしてしまいそうな場所にあります。

 

〈豊橋カレーうどん〉

年内最後の旅の締めは、豊橋のご当地料理である豊橋カレーうどんをいただきました。カレーうどんの下にとろろご飯が隠れているのが特徴的ですね。またトッピングは、豊橋産のうずら卵が乗っています。うずら卵の生産量日本一は豊橋みたいで、カレーうどんとの組み合わせはピッタリですね。年内最後なので調子に乗って麺とご飯大盛りにしたら、トレーの半分以上ある大きな丼皿で提供されたので、胃袋に自信のある方は挑戦してみて下さい。S本は残り1/3くらいで、しんどい思いをしながら完食しました。

 

 

 3日目『竜神の滝』

 

明けましておめでとうございます。今年は辰年なので、竜神神社を参拝し、竜神の滝を見てきました。

 

【竜神神社】

初詣は毎年順番待ちして参拝するのですが、今年は待ち時間0分でした。滝の音だけが響いている静けさの中で合掌した時は大変清々しい気持ちになりました。

 

【竜神の滝】

夕森公園入口から竜神の滝までは片道30分ほど歩きます。道中は舗装されていますが、参拝当日は突然雨が降ってきたので足が滑らないか少し不安でしたが怪我をすることなく無事到着しました。

 

こちらが竜神の滝。日に七回色を変える珍しい滝だそうです。七回色が変わるまで滞在するほど時間に余裕はなかったので、以下の写真で勘弁してください。四枚目の写真は急に周囲が明るくなったので思わずシャッターを切りました。もしかしたら、白龍様がご降臨していたのかもしれません。

 

 

以下、坂下駅から竜神の滝までのアクセス方法と、道中見つけたものを一言コメントと一緒にご紹介します。

 

【往路】

坂下駅で北恵那交通の夕森公園線のバスに乗車して、終点夕森公園口のバス停で下車します。乗車料金はワンコイン(500円)です。S本は8:10発のバスに乗りました。この時間のバスに乗ってしまうと、坂下駅までの折り返しのバスが発車するのは5時間後です。お気を付けください。S本は健脚旅がしたかったので、復路は10kmの道のりをのんびり2時間かけて歩いて坂下駅まで帰りました。

 

 

【復路】

坂川鉄道の機関車モニュメント。廃線するまでは鉄道が木材を積載しながら標高差300mの区間を走っていたのですね。

 

タイトル:『青春』。分かる人には分かる一枚。

 

"てんとう"虫とライトの"点灯"を掛けているのか。看板が不気味過ぎてブログ書く時まで気が付きませんでした。

 

おしまい。

 

本年もよろしくお願いいたします。