こんばんは。タキザワです。
このブログでは特出したスキルがなくても、上手い転職をすることで年収650万くらいまでなら社会人5年目で到達できるよ、という話を私の経験を振り返りながら、具体的な転職ノウハウや業界の話について毎夜発信していくブログです。
今回のテーマは、”今後”に高年収の業界に移る方法についてです。
今夜もよろしくお願いします。
まず復習ですが、このブログで上げている「高年収業界」というのは、
といった業界を指しています。この辺りは「平均年収 業界別」などでググると出てきます。
現在他の業界にいる人がこれらの業界にどうすれば移れる(移りやすい)かを今回考えていくわけですが、結論は「これらの業界 × ITの領域を攻める」ということになります。
金融 × IT ⇒ Fin Tech(フィンテック)
不動産 × IT ⇒ 不動産テック
が挙げられます。コンサルや総合商社はそれ自体でIT領域を扱っている部分があるので、既に目新しさはありません。
金融や不動産という領域は、古くから日本に存在しており、様々な”しがらみ”によって他業界に比べてIT化(最近ではデジタル化ですね)が遅れている状況でした。しかし、時代的な流れには抗えずQR決済に代表されるようなデジタル化が着々と進んでいる状況です。
とは云え、昔から日本に存在していた金融や不動産業界の大企業というのは「縦社会」、「体育会系」というような色が強く、金融に至っては比較的エリート街道を歩む人が出世していく風土が残っている印象です。そういった環境によそ者がサクッと入れるかというと正直なところかなりハードルが高いかと思います。私のような人間の場合、仮に入れたとしても社風に合わず、残念な結果になる可能性が高いでしょう。
ではどうするか?
の部分で上記のFin Tech、不動産テック領域が出てくるわけです。新たに勃興した領域であれば古くからの業界特有の風土がない企業が多いです。Fin Tech領域に関しては数社受けさせてもらいましたが、異業界短期離職に対してのマイナスイメージも薄く、柔軟で合理的な風土の企業さんでした。
Fin Tech領域に関しては過渡期から成長期に移り変わろうとしている段階、不動産テックに関してはまだ黎明期から過渡期の間と云った具合でFin Techに比べると若干遅れている印象があるので、今から準備して狙うとしたら不動産テックの過渡期から成長期を狙うのが成功確率が高いと個人的には考えています。
そして、首尾よく高年収業界に入った後に純粋な高年収業界(金融、不動産など)に進むというアプローチが彼ら(既存の高年収業界)にとっても受け入れやすいのではないかと思います。Tech領域に関しては今後も成長していくので、もしかすると既存企業を追い抜いて敢えて移る必要がないという状況が生まれる可能性もあるので、この辺りは時代の流れを観察していく必要があるでしょう。
移ることにメリットがあって、”移れる”のであれば移れば良いし、メリットがなければ移らなければ良いというシンプルな話です。
いずれにしても「その業界」に足を突っ込んでいつでも転職できる状態にすることが大切になります。これはいつも書いている内容ですね。
それではまた明日。
再見