キャリア論 2.0 ~これからのキャリアの描き方~

キャリア論 2.0 ~これからのキャリアの描き方~

学歴のない筆者が年収260万から5年目で650万に上げた転職法と思考法を発信していきます。
年収を上げたい方、伸び悩んでる方の参考になれば幸いです。
(一通りのIT業界情報や給料の話にも触れていくので、業界研究にも役立つ内容にしていけたら良いかな)

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こんばんは。タキザワです。 

このブログでは特出したスキルがなくても、上手い転職をすることで年収650万くらいまでなら社会人5年目で到達できるよ、という話を私の経験を振り返りながら、具体的な転職ノウハウや業界の話について毎夜発信していくブログです。

 

今日は記念すべき第100話なので、このタキザワブログのまとめに入ろうと思います。

今夜もよろしくお願いします。

 

今までの100話で伝えたかったことは、

  • 年収は会社の業界によってほぼ決まってしまうため、社内でのあなたの頑張りは関係ない
  • 年収を上げるには給与ベースの高い業界にポジション取りするのが手っ取り早い
  • 「とりあえず3年」には根拠がなく、長期間「いただけ」では意味がない
  • 社内での評価よりも転職市場での評価を意識する
  • 会社に依存しないキャリア形成をする
  • 転職エージェントは利用するものであって利用されるものではない
の概ね6点に集約されます。これらの内容を小分けに個別の例など踏まえて発信してきました。
内容的には「4~5年後に読み返しても古くならない」を意識して書いたつもりです。
 
残念ながら、この日本の労働社会というものはサラリーマンにとって大切な情報がひた隠しにされており、学校や一般家庭で刷り込まれた通りに進むと「仕事がキツイのに年収はなかなか上がらない」という状況や、「学歴がないと良い会社に入れない」と云った思考に陥ってしまいます。……そもそも学校じゃこんなこと教えてくれないですからね(笑)
 
私も就活や新卒で入社した時にそんなことを思いました。
 
しかし、本を読み、自分なりに上記の仮説を立てて実践したところ5年経たないうちに年収は倍以上に上げることができました。私は地方の公立大(今では成成明学ですかね?そこより下の認識です。GMARCHとか頭の2つくらい上でした。)卒で、1社目についても有象無象のSIer企業。輝かしい経歴がある訳ではありません。なので、これから就活をする方や同じような境遇で年収が上がらないことを悩んでいる方の参考になれば幸いです。
 
例えが不謹慎かもしれませんが、社会人生活は一種のゲームとも考えられます。
ゲームのルール(上記の攻略法)を知って動くか知らずに動くかで、その難易度は大きく変わります。ゲームの攻略法を知らなかったが故に「学歴があるのに就活で失敗して、全然年収が上がらない……」なんて人も高校の同級生にいたりします。
 
そして攻略法を知っていても、それを実践しなければ現状は何も変わりません。本を買っただけで満足していてはダメなんです。
「分かってはいるけど―――」、「知ってはいるけど―――」、
何かにつけて言い訳をして、やらない理由・できない理由を見つけに行っていることはありませんか?
 
最終的に一番大切なのは実際に一歩踏み出して、”やる”ことです。

 

今の私にアウトプットできるのは、ここまでです。

 

またしばらくの充電期間ののち更新していけたらと思います。

 

それではまた次回。

再見

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今日は昨日の記事の補足的な位置づけの内容です。

よろしくお願いします。

 

前回の記事では、安定している企業は常に進化している企業である、と説明しました。

 

この進化している企業を探すとよく引っかかってくるのがベンチャー企業やスタートアップです。余談ですが、ベンチャー企業と云うのは日本独自のようですね。個人的にはスタートアップの方が馴染みがあります。

 

そんなベンチャー企業ですが、実は明確な定義はなく、一般にアイデアや技術を基に新規のサービスやビジネスを展開する零細~中規模企業とされています。

 

確かにベンチャーは変化、進化の真っ只中、むしろ変化前の創生の段階です。人的リソースが間に合ってなく、場所によっては会社の代表も手を動かしているような企業もあります。人がいないので、大企業であれば分業化されてしまって見えないビジネスモデルの頭からつま先まで経験できる可能性が高いです。

 

こうした経験が得られることは転職市場で評価されることに関しても追い風になります。

 

しかし、1点だけ注意が必要です。

 

確かにベンチャー自体はプラスになる部分が多くあるのですが、うっかりブラックな環境に入ってしまうと苦労することになります。体が強く「数年の我慢」という覚悟のある方は止めませんが、そうでない方は注意が必要です。今回はその”ブラックな”企業を見分ける目安を紹介していきます。

 

よく企業ホームページに企業理念や代表者のコメントなどが掲載されていると思いますが、この中でやたらと「情熱」などの精神論を出してくる企業さんには注意が必要です。一番最初の創業期、苦しい時期を乗り越えるためには確かに情熱や根性といったものが必要になる場面があります。けれど、初めからそれを頼りにしている企業は日頃から何かと根性で済ませようとする傾向があります。

 

売れるかどうか、儲かるかどうかはビジネスモデルによって決まるもので、決して根性で決まるものではありません。それが分かっていない企業では平気で勝算の薄い飛び込み営業を強要したりします。ビジネスモデルだけでなくプロジェクトが炎上した場合でも「ただ長時間頑張る」なんて発想を平気でします。

 
優れたビジネスモデルの経験、その理解ができている人の市場価値は上がります。しかし、センスの悪いビジネスモデルの経験、そのソリューションも論理立てのない根性一辺倒では、どれだけ時間と労力をつぎ込んでも市場価値は上がりません。
 
くれぐれも貴重な時間と労力をムダにしないように注意してください。
 

それではまた明日。

再見

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今日は”安定”している会社の探し方についてです。

よろしくお願いします。

 

第60話でサラリーマンの「安定」について書きましたが、今回はその安定も踏まえた上での安定している企業について考えたいと思います。

 

サラリーマンにおける「安定」は経験・スキルに裏打ちされた「いつでも転職できる」状態、すなわち企業に頼らず生きていける状態です。いつでも転職できる、については昨日の第97話でも触れています。

 

では企業はどうかというと、答えは「常に進化している」、「常に変化している」企業が安定している企業と云えます。

 

第60話の通り、ビジネスライフサイクルは年々短くなっています。それは例え一時業界トップに躍り出たからと云って胡坐をかいてふんぞり返っていられない、と云うことを意味します。ビジネスモデル自体の参入障壁にもよりますが、多くのビジネスモデル、とくに商品の場合ですが容易に模倣されてしまいます。模倣が容易な場合は単純な価格競争に陥り忽ち利益は小さくなってしまいます。

 

なので、企業としても一発当てたら、残った利益を更に新しいビジネスに投資して、模倣が完了して泥沼の価格競争に陥る前に、次の市場を先取りする必要がある訳です。マグロや自転車が良い例ですが、マグロは止まると死んでしまいますし、自転車は走っている時の方が安定していますよね?企業も同じです。

 

常に変化をしてきた企業の分かりやすい例でいくと、リクルートが挙げられます。

 

元々は東大の学生新聞からスタートし、人材領域でその地位を獲得しました。しかし現在ではホールディングス制を取り、人材に限らず、SUUMO、カーセンサー、ゼクシィ、ホットペッパー、スタディサプリなどなど、挙げればキリがないほど実に多岐に渡る領域で事業を展開しています。仮にリクルートが人材領域だけに閉じこもっていたとしたら、今のような経営基盤は生まれていなかったでしょう。もしくは(いくつかある)不祥事の際に潰れていたかもしれません。

 

よく資本があるからこれだけ多くの”アタリ”事業が展開できると思われる方がいますが、半分ハズレです。

 

彼らはアタリの事業が生まれる以上にハズレの事業も出しています。今日の本題からズレるので詳細は割愛しますが、実際はかなり泥臭く地道に新しいビジネスを常に追い求めているので、大きな”アタリ”を生めているわけです。そして、アタリを生めるので資本が増えるのです。

 

これはあくまで例でしたが、もし”安定している”企業を見つけたい場合は、”常に変化している”、この点に着目してみることをおすすめします。変化しているのに安定している、文字面だけ見ると変ですが、これが実態です。

 

念のため補足しますが、私はリクルートの回し者ではありません(笑)

 

それではまた明日。

再見

こんばんは。タキザワです。 

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今回のテーマは、”今後”に高年収の業界に移る方法についてです。

今夜もよろしくお願いします。

 

まず復習ですが、このブログで上げている「高年収業界」というのは、

  • 金融
  • 不動産
  • コンサル
  • 総合商社

といった業界を指しています。この辺りは「平均年収 業界別」などでググると出てきます。

現在他の業界にいる人がこれらの業界にどうすれば移れる(移りやすい)かを今回考えていくわけですが、結論は「これらの業界 × ITの領域を攻める」ということになります。

 

金融 × IT ⇒ Fin Tech(フィンテック)

不動産 × IT ⇒ 不動産テック

 

が挙げられます。コンサルや総合商社はそれ自体でIT領域を扱っている部分があるので、既に目新しさはありません。

金融や不動産という領域は、古くから日本に存在しており、様々な”しがらみ”によって他業界に比べてIT化(最近ではデジタル化ですね)が遅れている状況でした。しかし、時代的な流れには抗えずQR決済に代表されるようなデジタル化が着々と進んでいる状況です。

 

とは云え、昔から日本に存在していた金融や不動産業界の大企業というのは「縦社会」、「体育会系」というような色が強く、金融に至っては比較的エリート街道を歩む人が出世していく風土が残っている印象です。そういった環境によそ者がサクッと入れるかというと正直なところかなりハードルが高いかと思います。私のような人間の場合、仮に入れたとしても社風に合わず、残念な結果になる可能性が高いでしょう。

 

ではどうするか?

 

の部分で上記のFin Tech、不動産テック領域が出てくるわけです。新たに勃興した領域であれば古くからの業界特有の風土がない企業が多いです。Fin Tech領域に関しては数社受けさせてもらいましたが、異業界短期離職に対してのマイナスイメージも薄く、柔軟で合理的な風土の企業さんでした。

 

Fin Tech領域に関しては過渡期から成長期に移り変わろうとしている段階、不動産テックに関してはまだ黎明期から過渡期の間と云った具合でFin Techに比べると若干遅れている印象があるので、今から準備して狙うとしたら不動産テックの過渡期から成長期を狙うのが成功確率が高いと個人的には考えています。

 

そして、首尾よく高年収業界に入った後に純粋な高年収業界(金融、不動産など)に進むというアプローチが彼ら(既存の高年収業界)にとっても受け入れやすいのではないかと思います。Tech領域に関しては今後も成長していくので、もしかすると既存企業を追い抜いて敢えて移る必要がないという状況が生まれる可能性もあるので、この辺りは時代の流れを観察していく必要があるでしょう。

 

移ることにメリットがあって、”移れる”のであれば移れば良いし、メリットがなければ移らなければ良いというシンプルな話です。

 

いずれにしても「その業界」に足を突っ込んでいつでも転職できる状態にすることが大切になります。これはいつも書いている内容ですね。

 

それではまた明日。

再見

こんばんは。タキザワです。 

このブログでは特出したスキルがなくても、上手い転職をすることで年収650万くらいまでなら社会人5年目で到達できるよ、という話を私の経験を振り返りながら、具体的な転職ノウハウや業界の話について毎夜発信していくブログです。

 

もう既に気付いていた方も多いかと思いますが、このブログでは北野唯我さんの転職の思考法(『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』)の影響を色濃く受けています。

今回はその「転職の思考法」で記載されている年代ごとに得るべきチカラについてです。

今夜もよろしくお願いします。
 
残念ながら、私は著者である北野さんのように輝かしい経歴を持っているわけではないのですが、どんな立ち位置の人でも役に立つ内容が書かれています。そして、この本の中には、
20代は専門性、30代は経験、40代は人脈をとれ
ということが書かれています。
 
2回の転職を経て、3社の様子と自身の転職から云えることは、「この説は徐々に変わってきている」ということです。
 
「専門性」に関しては本の通り、誰でも学べば手に入るものです。そして、専門性のある人に貴重な経験を積むの機会が与えられる構図が想定されているわけですが、私の経験上、ただ専門性があるだけでは貴重な経験の機会は回ってきません。そして多くの企業が欲しがるのは「経験」の部分です。
 
極端な例ですが、これから上場しようとしている企業(の経営者)は、実際にIPOまでを経験したことのある俗に「上場請負人」と呼ばれる人を欲しがります。これはまさに「経験」を買われているわけです。
 
ここからが私の理屈になる訳ですが、現代ではどこの企業も人的リソースに余裕があるところが少ないので、ただ専門性があるから抜擢されるということはありません。働き方改革の動きもあって、専門性があっても既に埋まっているリソースには仕事を依頼しない職場が多いです。
 
なので、多少専門性が劣ったとしても仕事を自分から取りに行く必要があります(態度次第で取りに行けることになります)。
 
「専門性は学べば手に入る」。確かにそうだと思います。しかし、リアルでは教科書通りの事象はほとんどありません(あったら経済学者はみんな大金持ちですw)。基礎は基礎として知っておくことは重要ですが、実践に勝る勉強はありません。そして座学でやるより、実際に経験しながらの方が身につく効率は圧倒的に良いです。つまり、経験を積むことで専門性を強化していくことになります。
 
ちなみに中途の転職市場では20代であっても「経験」を要求されます
 
結論に入ります。
ホントの初歩の初歩、専門性が孵化した後は、多少無理をしてでも経験を取りに行くことをおすすめします。
結果は後からついてくる、ではありませんが専門性は後からついてきます。
 
初めの孵化の段階を入社してチューターなんかがついて一緒に仕事をする間と仮定すると、
20代前半が専門性、20代後半~30代前半が経験(専門性)、30代後半以降が人脈
と少しずつ前倒しに動くことが、比較的若年で転職して年収を上げていくためには必要でしょう。
 
殊、エンジニア界隈においてはプログラミングの義務教育化など敷居がどんどん下がっているので、もはや社会人になったとともに「経験」からスタートになるくらい前倒しになる日もそう遠くないかもしれません。
 
それではまた明日。
再見