◆訪瀑日/2021/6/13

◆滝活ジャンル/沢登系(初級)

◆難易度/4LV

◆美観/4.6LV

前回にひきつづいて奈良県吉野郡川上村入之波にある人見谷(黒谷とも)に懸かる滝群をご紹介してまいります。

今回は更に上流に懸かる人見谷源流最後の滝をご紹介いたします。

◆川崎実氏著書【秘瀑】掲載NO.182

※滝名は【秘瀑】に準じています。

滝MAP

源流最後の滝H20m×W30m分岐瀑

◆アプローチ

※あくまでも僕個人のアプローチですので参考程度、万一の事故や怪我等は全て自己責任でお願いします。

 

奥の大滝左岸のザレの急斜面を登り落口の高さ辺りに来たら落口方向へトラバースして巻きます。

 

そこからまたルーファイしながら沢遡行すると#139でご紹介した左股の出合滝との出合二又、本谷は右股なので右股右岸側へと進みます。

 

途中にも小滝が懸かりますがどんどこ沢遡行して進みます、お水はだいぶん少なくなり源流ならではの渓相になって行きます。

 

小滝が連続する辺りから右岸側をどんどこ進んで行くと源流最後の滝の滝前です。

※ここからピストンで駐車位置まで戻るのもありかと思いますが僕は谷を伯母ヶ峯の登山道まで詰め上げたのでそちらのアプローチまで載せておきます。

 

源流最後の滝はド真ん中の岩場を根っこや灌木を頼りに直登して越えます、越えたらまた水線に沿って遡行して行きます。

 

遡行を続けるとまた10m程のなかなか見栄えの良い滝が現れます。

さっきのが最後の滝やったんちゃうんかい?と内心思いながら(笑)右岸の岩場をヨジヨジと登って越えて巻きます。

 

やがて水も完全に涸れ、ここからは体力と精神力の勝負になります(汗)

ザレの急斜面をとにかくひたすら顔に集り続けるちっこい虫にイライラしながら1時間ぐらい登り続けます(汗笑)

 

そしてやっとの思いで伯母ヶ峯と伯母峰峠を結ぶ登山道まで詰め上がったら右に取ってどんどこひたすら尾根道を進んで行きます。

 

霧に包まれた尾根道もなかなか雰囲気があっていいものです。

 

 

とにかく尾根道をどんどこ1時間ぐらい進んで行くとピンクテープのある左に下って行く箇所があり、その先に電力施設?の小屋と階段があるので階段を登って先に進むと、今度は斜面に踏み跡があるので更に進んでまた次の階段を下ると朝に自転車をデポっておいた伯母峰峠の隧道横の林道に出て来れます。

後はチャーリーで駐車位置に戻るだけ。

因みに折りたたみ自転車のチャーリーで大台ケ原ドライブウェイから国道169号線を通って大曲滝が懸かる360Rトンネルを自動車と同じスピードで激走してたら後ろからパトカーが並走してきて窓が開いて怒られるんかな?と思ったらお巡りさんが「ここはみんな車で結構飛ばすし大型トラックもよく通るから気を付けてくださいね」とめちゃめちゃ優しく注意喚起してくれはりました。

こういうお巡りさんばっかりだといいのにね「あの時のお巡りさんありがとう(^▽^)/」

 

【一滝一会】に感謝(ˊo̶̶̷ᴗo̶̶̷`)੭✧

「See you at the next Walterfall」