房州杉をアピールしたい | 房総ログハウス暮らし(ナチュラルライフタキタロウ Natural Life TAKITARO)

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ログハウスセルフビルド作業11年00ヶ月07日目
初めての手作り建物 自宅&工房&店舗造りは人生最大の芸術作品(笑


自宅建築もついに12年目に突入です(苦笑
ちょこちょこと進めてはおりますが
特に記事にするほどまとまって進んだ箇所はありません


ここ10日ほど、ブログを更新する時間も
ホームページリニューアル作業に充ててきましたが
あまりにも空きすぎました(汗



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我が家のログは外国産材ですが
なんでもかんでも外材(輸入木材)を使っているわけではありません
地産地消の通り、地元の木材も使います
全国的には無名ですが、千葉県には房州杉があります
もちろん、知られた山武杉も千葉の木ですが、もはや価格が銘木クラス
見えない部分で使うなら、国産の安い杉で十分なのですが
広く流通している秋田杉や日田杉などの他県材を使うのも良いですけど
地元の気候で育った地元の杉は地元の環境に慣れているので
地元の杉が一番長持ちするとも言われます

訳ありで長い事使われずに倉庫で眠っていた
房州杉の長い材を格安で分けていただきました
屋根の二重天井の垂木に使います



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厳密には房州杉と呼ぶのは安房地域の杉だけなのかも知れませんが
僕は上総地域の杉も房州杉と呼んでも良いのではないかと考えます
房州杉の特徴としては、芯材が黒っぽいのですが
見た目が通常の美しい杉肌と違うので、カラス杉とも呼ばれて
昔ながらの大工さんは使わないそう
しかし、僕は面白いと思います
出来れば房州杉というブランドを千葉県全体で全国区に押し上げてアピールしたいのです

地元で伐採された杉を頂いて二つ割りにして運びました
最低でも一年は乾燥させてから
和コーナーの装飾梁に使おうと予定しています




千葉県ブランドの木材は、山武杉が県外にも知られています
しかし、価格が銘木クラスなのでなかなか使いにくい
山武杉以外の杉は手頃価格ですが、これがなかなか製材市場に回らない

房州杉というのが昔の安房地域で呼ばれていましたけど
上総地域の杉も芯材が黒っぽいので房州杉と呼んでも良いのではないかと思うのです
千葉県全体で房州杉を全国にアピールしてブランド力を高めて需要が多くなれば
今まで放置されていた山林から製材所へ積極的に流れるようになるでしょう
林業の安定のためにも
木使い師として、そうなれば良いな~と願う一千葉県民であります






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