リハビリ | 房総ログハウス暮らし(ナチュラルライフタキタロウ Natural Life TAKITARO)

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術後リハビリの内容は腕の上げ下げや首回しや腰回し
可動範囲の限界まで腕などを動かすことです
動かさないと傷口の癒着で皮膚の表面がつっぱったり
筋肉にも癒着したりして違和感が残ってしまうことがあるとのことで
毎日体を伸ばしたり捻じったりの運動は欠かせません

そろそろ傷口の痛みも癒えて
バリバリ快調に動けると予想していたのですけど
手術を受けてから2週間が経過していますが
まだ傷口まわりの表面の皮膚が痛いというかサワサワします
右脇の下に傷口があるのですが
痛いのは乳首まわりの右胸全体です
背中は痛みはありません
打撲のような火傷したような痛みにも似ています
この傾向はまだしばらく続くそうですので
我慢とストレスとの闘いです

歩くとその振動で皮膚が痛いという感覚があります
表面の皮膚がかなり痛く感じますので
走ることは尚更出来ません
衣服と肌が擦れるだけでもピリピリ痛いです
傷口を意識すると何かと痛みを感じますが
何かに集中しての動作なら痛みをほとんど忘れる感じで
その場での軽作業なら問題はほとんどありませんでした
ちょっとだけなら重いものを運べましたが
連続して作業すると痛みを感じました

階段の上り下りトレーニングは
坂道を50メートル登るだけで息が切れます
肺機能はまだ戻っていないみたいで
色んな影響が出ていることを考えると
完全復調までまだ時間がかかりそうです

黙っていると痛みや痒みを感じますので
ストレスがじわじわと溜まります
動いたり、何かに集中している方が気が紛れます

リハビリ運動は
多少の痛みは我慢して動かした方が良さそうです
強い痛みが出るまでやることはありませんが
常時適度に体をほぐすような動作が
リハビリ運動になっているように感じます
ただし
普段の楽な動きだけではリハビリになりませんので
腕をまっすぐ上に上げた時に
肩が耳に付くくらい上がらなければ
ご家族にサポートしてもらった方が良いでしょう
腕を横に回して体を捻る運動も忘れないようにします
この動作は2週間経過した今でも傷口が少し痛く感じます
なので、まだ限界まで捻れませんでした
継続してリハビリに取り組んでいきたいと思います

明日から本格的に仕事を再開しますが
現場監督から徐々に体を慣らして
最終的には彫刻作品の注文品に取りかかれるように
早め早めにこまめな休憩を取って
最短での体力回復を目指したいと思います






以前の主治医佐々木結花先生の著書 非結核性抗酸菌症の臨床
専門性が高い書籍 非結核性抗酸菌症診療マニュアル
画像が豊富で分かりやすい 画像と病理から学ぶ結核・非結核性抗酸菌症
質問回答形式で読みやすい 結核・非結核性抗酸菌症診療Q&A
漫画とイラストで読みやすい マンガよく分かる非結核性抗酸菌症
その他関連書籍 シュロスバーグ結核と非結核性抗酸菌症


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2006年12月に風邪治療の為のレントゲン撮影で肺に影を認める
気管支内視鏡精密検査の結果
肺非結核性抗酸菌症(旧病名 非定型抗酸菌症)肺MAC症を発症している事が判明
数年前から発症していたものと思われる
2007年2月 多剤併用服薬療法を1年続けて菌を封じ込めるが
半年後に再悪化
2008年9月 多剤併用服薬療法を再開。服薬を2年続けて再度菌を封じ込める
服薬を中断して4年半後再々悪化
2015年4月 服薬治療を再開
2015年7月 外科手術により病巣がある右肺上葉を切除する
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肺非結核性抗酸菌症(旧病名 非定型抗酸菌症)
菌は土壌や空中や埃や水中など自然界に普通に存在し
普段は呼吸とともに肺に取り込まれても体の免疫力のおかげで
なんの影響も受けずに外に排出されるが
なんらかの原因で免疫力が低下している時に罹患してしまう
毎年新しい菌が発見され30種類以上が人に感染することが分かっている
結核と違って人から人へは感染しない
中高年女性を中心に罹患する人が年々増えているが
免疫力が下がっている人や抵抗力の弱い人がかかりやすい
煙草を吸う中高年男性も罹患しやすいことが分かっているが
最近は基礎疾患の無い健康な若い男女にも発症例が増えている
専用の治療薬がまだ開発されていないので
毎年一万人弱の新規発症で患者数は増えるばかりなのが現状である
類似病症用の薬を多種多量1年以上長期間に渡って服用して
症状の進行を食い止められる確立は3割とも言われ
様々な副作用で体への負担も大きく
服用を中断して数年以内の再発率・再悪化率も高い
一度罹患すると、どうしても菌が付きやすいためだが
この難病治療はかなり難しく不治の病のひとつとして
将来的にはガンなどに代わって重要な疾患になると予想されているそう

私たち患者は専用薬の開発認可処方を待っています
厚生労働省や製薬会社や医療学会や日本医学会や製薬学会などに働きかけて
治療薬の早期開発に結びつく動きのひとつになれば幸いです

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現在発見されている菌は約30種類で大部分が
Mycobacterium avium complex マイコバクテリウム アビウム コンプレックス(MACマック症)80%
上記はMycobacterium aviumアビウムとMycobacterium intracellulareイントラセルラーレに分けられる
Mycobacterium kansasiiカンサシー15%
アブセッサス等その他のマイコバクテリウム5%
カンサシーは改善しやすいがMACは改善困難
アブセッサスは予後が良く無いことが多い
菌に侵されると慢性的炎症が起き肉芽腫を形成し
細気管支や肺胞管が閉塞する
病変部状態は肺部小結節型や小結節を伴う気管支拡張型と
肺胞が壊死して湿潤空洞する空洞破壊型がある
症状としては長く続く咳、発熱、倦怠感、血痰、食欲不振
進行はゆっくりだが放っておくと最悪は呼吸不全で死亡する
現在の新規発生患者数は年間10000人ほどと言われる
治薬はクラリスロマイシン、リファンピシン、エタンブトールなど多種類同時服用や
ストレプトマイシンの筋肉注射などの薬物療法
病変部が局所であれば外科的手術による肺切除
副作用としてエタンブトールは視力障害を起こす事があり
ストレプトマイシンやカナマイシンは聴覚障害を起こす事がある
リファンピシンは肝臓に影響を与える事があり倦怠感がでる
服薬治療期間は排菌が無くなってから最低でも1年から数年飲み続ける
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