アンモナイト みちのく古生物研究会2012年春期巡検紀 | 房総ログハウス暮らし(ナチュラルライフタキタロウ Natural Life TAKITARO)

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みちのく古生物研究会の2012年春期巡検では

宮城県北部北上山地に分布するペルム紀と三畳紀の地層から産出する化石を調べる事に

永広先生の案内で産地へ向かいました

今回も高泉先生や仙台市科学館の先生や地質学や古生物学で馴染みの諸先生方と行動を共にしました


永広昌之先生
東北大学総合学術博物館館長

近代アンモナイト研究の先駆者矢部先生や
日本の古生代のアンモナイト研究の第一人者である早坂先生や
三畳紀アンモナイト研究者として世界的にも有名な坂東先生のあとを継いで
三畳紀~ペルム紀のアンモナイト研究の第一人者



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登米市の北沢林道の露頭や沢沿い

古生代ペルム紀の登米層が露出している

三億年前から二億五千万年前

この時代には超大陸パンゲアが出現し
生命史上最大規模の大量絶滅が起きたと言われている
この時代末期には地球上の95%の生物が絶滅したそう
原因はいくつか諸説があげられるが、酸素濃度が低下したことが理由のひとつと考えられる



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保護メガネをしてハンマーを振るう



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登米市の日根牛地区の石切り場の敷地内

中生代三畳紀の大沢層が露出している

二億五千万年前から二億一千万年前

この時代末期にも地球上の生物のうち75%が絶滅している
大規模な火山活動が原因と言われている
恐竜が出現した時代でもある



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岩盤が風化して岩となって崩れて来る

これらの地層の中からウタツザウルスが発見されている



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利府町の浜田地区の露頭がある石切り場

中生代三畳紀の利府層が露出している

15年くらい前に永広先生と高泉先生の3人で化石を採集した思い出の場所



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かみなりが発見した渦巻き形のアンモノイド(アンモナイト)



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ぼくが発見したラッパ形のアンモノイド(アンモナイト)



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他には巻貝や腕足貝や二枚貝や海百合や苔虫など

写真はレピドトロカスという巻貝



※石切り場は関係者の許可を必ず取って下さい
無断で入る事は絶対に止めて下さい