昨日の朝の記事の続きです~
今日も、とてもマニアックな内容になっております
小難しいツマラナイ記事ですが
昨日よりはまだ読めるかと思うので読んでください(笑
今回の「みちのく古生物研究会」秋巡検の目的は
常磐高速道路延伸工事の最中に岩盤から多数の化石が産出したという報告を受けて
調査していた「相馬中村層群研究会」との合同調査で
中丿沢層に含まれる化石の調査と保全というものでした
アンモナイトのスペシャリストでもある
平先生・高泉先生・永広先生のテクニックを参考にするべく
胸躍らせながら現場へ向かいました

着いたのは、鹿島建設の現場事務所
調査の為に工事現場から岩石を運び入れたズリ山です
ジュラ紀後期キンメリッジ期という
1億5千6百万年前から1億5千百万年前の中丿沢層の中の貝類化石の調査です
この地層からアンモナイトが多産することが分かりました
それまでは、福島県の中生代といえば いわき地方がほとんどでしたが
相馬地方もそれに劣らない規模の化石があるということが
今回の工事現場からの産出で新たに判明しました

今回はアンモナイトにターゲットを絞って採集し
なるべく完全体に近い個体だけを採集しました
実は今回が初めてのアンモナイト発見でした♪
それも5個以上の準完全体です
宮城岩手にまたがる北上山地で独自にチャレンジしたこともあるのですが
1個も発見出来ませんでした
その後、永広先生・高泉先生と三人で宮城の利府で採集した時も発見出来ず
先生の採集した個体の一部をいただいたくらいです
1個も発見出来ませんでした
その後、永広先生・高泉先生と三人で宮城の利府で採集した時も発見出来ず
先生の採集した個体の一部をいただいたくらいです

かみなりが発見したアンモナイトです
生まれて初めてのゲットに大喜びでした~♪

これはちーちゃんかな~?
これもアンモナイトです

アンモナイトはオウムガイやイカやタコの仲間で
古生代シルル紀から中生代白亜紀までの長い年月(3億5千万年くらい)の間
栄えていた海の頭足類の一種です
オウムガイの祖先から派生したと言われています

アンモナイトは完全体で露出することは少なく
大抵は破片や一部欠損など不完全である場合が多いです
綺麗な完全体で出るのは外国産がほとんどで
販売されるものもモロッコ産など国外物です

アンモナイトの大きさは5センチから20センチくらいのものが多く
中には40センチくらいのものも北海道に多く産出しています
世界最大のアンモナイト化石は直径2メートルにもなるものが見つかっているそうです
また、世界で一万種類以上発見されているそうです

本日一番の良好な個体♪
新種のアウラコスフィンクトイデス・タイライ(平宗雄先生が発見して名付けた)
他に産出するのは
新種のサブディコトモセラス・チサトイ(発見者は会員の鈴木千里先生(鉄腕ダッシュに出ていた人)
日本初産出のハプロセラスの一種やヒボノチセラスやなど
新種のサブディコトモセラス・チサトイ(発見者は会員の鈴木千里先生(鉄腕ダッシュに出ていた人)
日本初産出のハプロセラスの一種やヒボノチセラスやなど
その後は鹿島歴史民俗資料館で展示されている化石の視察を行ったあと
またの再会を約して別れました
すっかり暗くなった常磐道をスピードをあげてひたすら快調に走り
しかし、茨城で渋滞と三件の事故でのろのろ~~~
この日は百里基地航空祭があったそうで
だから混んでいるのかー
かみなりは後部座席で眠りについていました
フタバスズキリュウなどの首長竜やモササウルスなどの海竜が
アンモナイトを捕食していた白亜紀の海の夢を見ているのかな♪
おしまい~~~
相馬中村層群
阿武隈高地の相馬市から南相馬市にかけて
東西3キロ南北27キロに渡って細長く分布している地層群
中生代ジュラ紀後期から白亜紀前期のもので
下位から粟津層、山上層、栃窪層、中丿沢層、富沢層、小山田層からなり
海成と陸成の地層がほぼ交互に堆積している
阿武隈高地の相馬市から南相馬市にかけて
東西3キロ南北27キロに渡って細長く分布している地層群
中生代ジュラ紀後期から白亜紀前期のもので
下位から粟津層、山上層、栃窪層、中丿沢層、富沢層、小山田層からなり
海成と陸成の地層がほぼ交互に堆積している
オウムガイ亜綱
オルソセラス目
スフェオルソセラス(Sphaerorthoceras)
\
アンモナイト亜綱(アンモノイド類) Ammonoidea
ゴニアタイト目 Goniatitida
アナルセステス亜目 Anarcestina
クリメニア亜目 Clymeniina
ゴニアタイト亜目 Goniatitina
オルソセラス目
スフェオルソセラス(Sphaerorthoceras)
\
アンモナイト亜綱(アンモノイド類) Ammonoidea
ゴニアタイト目 Goniatitida
アナルセステス亜目 Anarcestina
クリメニア亜目 Clymeniina
ゴニアタイト亜目 Goniatitina
セラタイト目 Ceratitida
セラタイト亜目 Ceratitina
プロレカニテス亜目 Prolecanitina
セラタイト亜目 Ceratitina
プロレカニテス亜目 Prolecanitina
アンモナイト目 Ammonitida
アンモナイト亜目 Ammonitina
アカントセラス超科
デスモセラス超科
ハプロセラス超科
ペリスフィンクテス超科
ホプリテス超科
アンキロセラス亜目 Ancyloceratina
リトセラス亜目 Lytoceratina
フィロセラス亜目 Phylloceratina
アンモナイト亜目 Ammonitina
アカントセラス超科
デスモセラス超科
ハプロセラス超科
ペリスフィンクテス超科
ホプリテス超科
アンキロセラス亜目 Ancyloceratina
リトセラス亜目 Lytoceratina
フィロセラス亜目 Phylloceratina
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