ログハウスセルフビルド記録 屋根仕上げ工事 2005/11/07~12/17 | 房総ログハウス暮らし(ナチュラルライフタキタロウ Natural Life TAKITARO)

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屋根仕上げ工事
2005/11/07~12/17

2005年11月22日に千葉に引っ越して来たので
それまでは山形から通っていました



スペイン エスカンデラ社製テラコッタS瓦 Agostアリカンテ
日本ユニオン呼称プロヴァンス瓦スタンダード11 アペーゴ
丸鹿窯業呼称テハ ミクストラ ヒスパニア


プロヴァンス瓦、あるいはスペイン瓦とも呼ばれるS字瓦はスペインからの輸入

初期投資額は一番大きいが、長い目で見るとランニングコストは一番安いそうです



アスファルトシングル材は軽くて安価だが15年くらいの寿命だそうです

輸入住宅風建築に多用されているモニエル瓦は

コンクリートで出来ていて均一な品質と仕上がりで綺麗だが

表面の色は塗装されているため

10年経つと剥げてきているのが分かるようになり再塗装が必要になるそうです

ガルバニウム鋼板やスレート材と比べてもテラコッタはある程度吸水するので

雨音が静かなのも特徴であるそうです

テラコッタ瓦は割れたりすることもあるが、その部分だけ交換すれば

50年100年でもそのまま使えるそうです

ヨーロッパの古い町並みの屋根瓦で当時から残っているものが

数多くあることからもテラコッタの良さがうかがい知れると思います


ただし重大なデメリットもあると思います

瓦は重いので地震の時は倒壊する原因のひとつとなりやすいと思います

構造設計には十分な強度余裕を持たせることをおススメすしたいと思います

近年は、瓦屋根と同じ形状の銅板瓦やアルミ瓦などの

新合金素材による複合素材の軽い瓦も出て来ていますね




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アスファルトルーフィングの上に水切りテープを貼り

瓦固定の桟木を渡して

釘で瓦を一枚一枚固定していく

アウトリガー構造の屋根なので施工が難しく

名乗り出てくれる屋根屋さんがいなかったが

佐倉市の丸十瓦店さんが「ぜひチャレンジしてみたい」と

引き受けてくださった

トラペゾイトドーマー部分にかかるポイントを利用して

少しずつ微妙に間隔をずらしながら重ねていった

アウトリガータイプ破風の場所の仕上がりは普通ならば

ホンカやランタサルミの屋根のように

二段三段と段差が出来る仕上げとなるか

破風部分の瓦を斜めにカットしていく仕上げとなる

そのような常識の仕上げではなくて

普通の屋根のような仕上がりをアウトリガー屋根でも再現出来るように


カネ勾配の屋根の上を瓦を持って歩くのは怖かったが

頼もしいプロの職人さんが居るので

一人でやっている今のような苦痛は無く、楽しかったなー♪




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