橋下徹さんのインタビューについて | 神奈川県会議員滝田孝徳オフィシャルブログ「ノーブレス・オブリージュ」Powered by Ameba

橋下徹さんのインタビューについて

滝田こうとくです。


本日読売新聞朝刊に橋下徹さんのインタビューが掲載されていた事を書かせて頂いた。


そこにはもう一つ目にとまった部分があった。


それは政党のあり方についてだ。

橋下徹さんはインタビューの中で『自らも失敗した』とした上で、

『野党は政策理念の一致にとらわれすぎではないか?そこにこだわりすぎると集団として膨らまない。党内の価値観にある程度幅があっても最後は執行部決定や多数決で決めればいい』と指摘している。



このあたりも同感だ。

政党の幅は狭い必要はない『ある程度』の幅があってもいい。



自民党だって極めて保守的な方といればリベラルな方もいる。党内に幅広い意見がある。



要は決まった事についてキチンと従う事であり政党としてのガバナンスの問題だ。



小選挙区制度導入以来からここまでの政治事情を見ても、あまりにも厳密な純化路線を貫く政党は結果として少数政党で終わる事になり2大政党の一翼を担う多数を形成できる大政党にはなっていない。



政党に求められるのは、

橋下徹さんが指摘されるように物事をキチンと決める事。



また、インタビューではそうは書いてないが『みんなで決めたことについては、組織としてキチンと実行していく』事だろう。



橋下徹さんは、インタビューの最後に『僕は8年間政治家をやった。マーケティング政治によって大阪で自民党に対抗できる政党を作ったと自負している』とある。



確かにその通りである。



そして、『政界復帰はありません。向いてないもの。』と語っている。



残念ながら、橋下徹さんには一度もお目にかかった事はないので、実際の人物像や実際の政治手腕については報道されている以上の事は知らない。



しかし、

政界から一線を引かれてからの様々なご発信についてたまに目にするが、流石と感じる部分が多々ある。



まぁ大した方だ。



政界を引退されたというが非常に惜しい。



しかし、このタイミングで、この主張を発信する。

そこには、自らが出馬されるという事ではないものの、現実政治に向けて影響を及ぼすべく誰かへのメッセージであり、

何らかの意図なり、思い、があると感じてしまうのは、私の考えすぎなのだろうか?


{E9DEDA2E-9FBA-4673-AD96-A15852AD1745}

{83E8CD7F-9072-4103-8495-FB889BC45AA3}