サピックス指定のものから、市販の問題集まで
。驚いたのは、何冊もあるのに、ちゃんとやった形跡があったこと。
こんなにやる時間がどこにあったのでしょう～？？
四谷の場合は、例えば季節講習の期間中は拘束時間は長いけれど、
宿題は少ないので家では、自分の勉強ができます。
そして、長期休暇中の講習内容は復習なので多少の気持ちのゆとりがあるのです。
でも、サピックスは、講習中もずっと先へ進み続けます。
お休みするなんて、考えられないっ！休んだらどうなっちゃうのー？と焦りまくりです。
そんなわけで、つまずいている所がわかっても、どこで自分の復習をしたら良いのかわからないのですね。
次男は、比較的穏やかな子で問題集を与えれば律儀にやろうとはします。
でも、とろいのです。。。
適当にさーっっとやる ということはできません。
社会なんて、わからないことは答えられないのだから、次へ進めばいいのに、うーん、、
と考えています。記憶の彼方に同じようなものがないのか、探しているらしいです。次男に沢山の問題集をこなすような勉強は無理。
サピックスにいて、同じような学習方法はきっと無理なのです。
問題集を下さったママに、五年生だったらサピックスの算数では基本の理解が疎かになるから、予習シリーズを一通りやった方がいい、と言われました。
あれをやっておけば、算数のマンスリーや組み分けで100点（150点満点）は取れるよって
。そこで疑問が。
「じゃ、サピックスって何なのだろう？」
理解が置いてけぼりになってしまって
その穴埋めを校舎長が揶揄して笑いのネタにしていた塾のテキストを使うって、おかしいよね。(T . T)。
塾はペースメーカー、でしかない。
サピックスの勉強だけで、楽々とこなせる子がいるのか？というと、みんなそこそこ苦労はしていると思うのですね。
でも、たま～にいます。
サピックスのテキストしかやっていないのよ～って方。
親がついて足りない分を埋めていたり、説明を補足したりはされているようですが。
たとえ、それでもサピックスの教材だけで頑張っていけばいいなら、気持ちもブレなくていいのだけど、私は先生じゃないから、それは無理、ってなると他に救いを求めなくてはならない。
その方からは算数は予習シリーズ、国語は出口式やJESDA、
理科、社会は四科のまとめがまとまっていていいと勧められました
（本当に親切に教えてくれているのですが）それで何故、サピックスなの？と思ってしまうのです。
うちの子はサピックスご自慢の授業までもが、騒がしくて嫌だというし。
わかったことはサピックスは普段の学習ができるようになっているかの確認の場なのかもしれません。
安心して通おうと思ったら、他のもので勉強して定着させなくてはならない。
そのためには、サピックスの宿題の他、確実に理解できるテキストを用意して、
自分のものにすること。
もちろん勉強量は倍。
でもそういう努力ができる子がαに残り、御三家に受かるのかもしれないですね。
で、うちの子がもし、サピックスに通い続けていたら？
いえ、たぶん無理です。
あのまま通い続けていたら、次男の気持ちは、折れていたかもしれません。
ひょっとしたら、もっとダメになっていたかもしれないです。
転塾して何が良かったのか。
たぶん、ずっと使える「理解」 が身についている。
「理解」を軸にした勉強の仕方が間違っていない ということを本人が確認できていることが
一番の成果かもしれません。
楽しそうに勉強ができている。それだけで、受験勉強の意味はあるんじゃないかな、とさえ
思う今日この頃。
その結果、親も子も安心して学習ができている。
そんなことではないかと思います。
