与謝野大臣、苦言を呈す?
先日のみずほ誤発注問題で外資を含めた証券会社の自己売買部門等が大量取得→売り抜けた問題に関して与謝野大臣 が「誤発注に乗じた売買で美しくない」旨の発言をされてる。
ちょっと、まった。仮に東証のシステムがスムーズにみずほの注文取消をスムーズに消化できていたらどうなるか仮定してみる。
もし大量の売り板が瞬時にきえたとなればそれが果たして悪意なき見せ板であったと断言できるのであろうか?
注文約定させる気のない大量の板を出すことに今、証券取引委員会自体がやっきになってるではないか?仮にそれに乗じて注文を出した側からすればかえって高値掴みするリスクやもすれば資金を遊ばせてしまうことにもなるわだ。
それらのリスクをとって売買に参加したこと自体になぜ苦言があるのだろうか?
最近でもPCや家電の販売において「誤表示」の金額で人を集めてしまい、販売側はその責任をとる話が少なからずあるけど、その価格表示に群がる人たちは「美しくない」のだろうか。
与謝野大臣は市場というものをよくお分かりでないらしい。