出版社:スターツ出版
いぬじゅん(著)
 

 君との約束が生きる意味を教えてくれた――切ない恋の奇跡に、何度も涙!
大切な恋人・星弥を亡くし、死んだように生きる月穂。誰にも心配をかけないように悲しみをひとり抱えていた。テレビでは星弥の命日7月7日に彼が楽しみにしていた流星群が降るというニュース。命日が近づく中、夢の中に彼が現れる。夢の中で、月穂は自分の後悔を晴らすように、星弥との思い出をやり直していく。しかし、なぜか過去の出来事が少しずつ夢の中で変化していき…。「流星群は奇跡を運んでくれる」星弥が死ぬ運命を変えられるかもしれない、そう思った月穂は、星弥を救うため、ある行動にでるが――。(Amazonより)

櫻いいよ(さくらいいよ)
 大阪府在住。『君が落とした青空』(スターツ出版)でデビュー。『交換ウソ日記』(スターツ出版文庫)は続編が刊行され、コミカライズや児童文庫化されるなど、10代を中心に人気を博している。青春時代の恋愛や心の傷を描いた作品に定評がある。(集英社より)
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 星に願いをかけるってよく言いますが、「流れ星が消えないうちに3回願い事をすると、願いが叶う。」という迷信があるからでしょうか。流星群となれば、死者がよみがえるような奇跡が起きると思うのかもしれません。星もまた神様によって造られた被造物です。私たちの願いを叶えてくださるのは神様です。だから私たちが求めるべきは神様です。


イエスは答えて言われた。「神を信じなさい。まことに、あなたがたに告げます。だれでも、この山に向かって、『動いて、海に入れ』と言って、心の中で疑わず、ただ、自分の言ったとおりになると信じるなら、そのとおりになります。だからあなたがたに言うのです。祈って求めるものは何でも、すでに受けたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになります。(マルコの福音書11章22~24節)