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出版社:スターツ出版
沖田 円(著)

 瑚春は、幼い頃からいつも一緒で大切な存在だった双子の弟・春霞を、5年前に事故で亡くして以来、その死から立ち直れず、苦しい日々を過ごしていた。そんな瑚春の前に、ある日、冬眞という謎の男が現れ、そのまま瑚春の部屋に住み着いてしまう。得体の知れない存在ながら、柔らかな雰囲気を放ち、不思議と気持ちを和ませてくれる冬眞に、瑚春は次第に心を許していく。しかし、やがて冬眞こそが、瑚春と春霞とを繋ぐ“宿命の存在”だと知ることに―。 (Amazonより)
 
沖田 円(おきた えん)
 2012年12月、『一瞬の永遠をキミと』(スターツ出版刊)で作家デビュー。(Amazonより)
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 双子の人って、呼吸がぴったりというか、すべてハモるというか、以心伝心という感じですよね。二卵性双生児の男女でも心が通じ合っているということがあるのでしょうか。男女の恋愛を超えたものがあるのかもしれませんね。その相手が突然亡くなってしまったら、受け入れられないでしょうね。素性のわからない男の子が突然同居するという話は『植物図鑑』を思い出すのですが、ある日突然いなくなってしまうのではないかという恐れと、理屈なしに好きになってしまう感情。一人の死から生み出された運命的な出逢い…。
 
【以心伝心】
 文字や言葉を使わなくても、お互いの心と心で通じ合うこと。▽もとは禅宗の語で、言葉や文字で表されない仏法の神髄を、師から弟子の心に伝えることを意味した。「心(こころ)を以(もっ)て心(こころ)に伝(つた)う」と訓読する。(goo辞書より)
 
まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。自分のいのちを愛する者はそれを失い、この世でそのいのちを憎む者はそれを保って永遠のいのちに至るのです。(ヨハネの福音書12章24~25節)